前回に続くお話です

アパレルを辞めようかと
決心がふらついていた時
ある大きなイベントで
カードを使って
セッションをしていた
佐々木さんという方に
出会いました

のちに
私と一緒に
個展をしてくださった方です

悩んでいた私は
座っていた佐々木さんの前で
カードを眺めていましたニコ

座られませんか?
なにか
お話したいことが
あるんでしょう

とっても癒される
笑顔で
そう言ってくれました

どうぞ
カードを引いてみてください



私が引いたカードを見た
佐々木さんは
こう言いました

普通は
言わないんだけど
あなたはわかってるから
言うね
このカードは
絶望のカードです

やっぱり
そうなんですね
わかってました

初めて会う人なのに
笑顔に癒されて
言葉に癒されて
涙があふれてきたえーん

大勢の人が
周りにいるなかで
涙が止まらなかった

過去のカードは
すごく頑張ってきて
現在は絶望だけど
未来のカードは 黄色で
未来は明るいです

ほんとうに
その通りでした

アパレルに採用してもらった時
まだ息子が1歳で
子供が小さすぎて
どこの会社にも採用されず

落ち込んでいた頃
息子と同い年の子供さんがいる
社長さんに
採用していただいた

だから
どんなことがあっても
この会社で
がんばろうと決心した
それは
やっと雇ってもらった
恩返しだと思った



それから6年
自分の地位を
確立していた

でも
アパレルには欠かせない
呼び込みの声出しに
年に2度も喉を潰して
いつしか
もう限界なのかなと
感じていた

だから
佐々木さんに言われた時も
同じことを思っていた
自分に
絶望を感じていたからキョロキョロ

あんなに
頑張ってきたのに
誰よりも
頑張ってきたのに
なのに
声が何回も出なくなって
治療して


そう
泣きながら伝えると
佐々木さんは
笑って一言
こう投げ掛けてくれました

辞めてもいいんですよ爆笑

誰もが
言ってくれなかったことばを
さらっと



辞めていいんだ

なんだか
背中を押してもらった気分で
だれもが
今まで頑張ってきたんだから
もう少しがんばったら
そう言うなか
彼女は
そうじゃないということも
選択肢の中にあるということを
教えてくれた

言い方は悪いけど
なんでも
代わりはいるんだから
無理と思ったら
違う道を選んでいいんよ

私は
人生の節目で
悩むことがあったとき
かならず
不思議ワールドの
方に出逢う

そして
自分のこれからの道を
指してもらえる

人からみれば
そんなしんどい道を
選ばなくてもいいのにと
思われる道が
いつも
やってくる

しかたない
向こうから
やってくるのだから

高いハードルが
いくつもある人生を
決めて
今世に来たのだと思うイヒ

でも
不思議ワールドの人と
多く出会える今世は
私的に
けっこう気に入っている



ちなみに
佐々木さんは
今でも
大切な私の友人です口笛

あのとき
彼女に出会ってなかったら
私は
どんな道を
選んでいたのだろう