数日前

私は以前から気になっていた
児童館に
そろばんのチラシを置いてもらう
お願いに伺った

館長さんが
知り合いだった訳ではない

なんのコネもない

私にあるのは
行動力と挑戦力だけだ

あいにく
館長さんはお休みだった

私は
そこに居たスタッフさんに
チラシを渡して
こうお願いした

これは
私が作成したチラシなんですが
近くで
そろばんを教えています。
どうかこのチラシを
館長さんに見せていただけませんか?
そして
賛同していただけるならで
かまいませんので
チラシを置かせてくださいと。
プレゼンはいつでも
ご説明に上がりますので
どうぞ宜しくお伝えください。
m(__)m

スタッフの方が
快く

館長がどう判断されるか
わかりませんが
お預かりいたします。
皆さん
色々持ってこられるんですが
館長の🆗が出ないとダメですので
ダメだったら
申し訳ありません😫

私は
チラシを預けて
その場所をあとにした


そして今朝
館長さんから連絡を頂いた

チラシを拝見しました。
すごいですねぇ✨

チラシを置く代わりに
あなたに
お願いしたいことが
あるんです。
それを条件に
引き受けてくれませんか?

はっ?
何でしょうか??

恐る恐る尋ねてみた

それは…。
秋なんですが
あなたが
こんなに素晴らしいという
そろばん体験を
この場所で
子供達に
体験させて
いただけませんか?😊

私は
あまりの驚きに
言葉を失ってしまった

ありがたいお話を
ありがとうございます。
精一杯
努めさせて
いただきます!!

プレゼンは
明日になった


チャンスというものは
これだから
どこから転がってくるか
わからない

もし私が無理だと諦めて
お願いに上がってなかったら
こんな展開はなかっただろう

この自分の核が
確立するまでに
1年半という時が流れた

1年半前の2月

最初の教室に
足を踏み入れることになった時
なんだか
こんな声がした気がした

すべては揃ったぞ。
さぁ
この場所で
お前は一対どうする?

教室も教材も駐車場も
なにもかも用意された場所で
私はひとり
舞い上がっていた

30年ぶりのそろばんが
目の前に現れたことで
得意分野が生かせると
そのときの私には
そんな考えしかなかった

だから。

軸はぶれブレのまま
始まってしまった

いつのまにか
こんな小さな教室で
私は いったい
何をやっているんだろうと
色々な資格を持っている人々が
頭にちらついて
いろんなことを見失った

私がやっていることなんて
ちっぽけだ

どんどん生徒さんが増えていくのに
私の心は
動揺と変な焦りしかなかった

いつしか

そろばんなんか
できる人はたくさんいる

そんなことまで
思うようになっていた


そんな生活がしばらく続いた頃

そろばんのことを罵倒する
彼に出会った
彼は優秀な人材
でも
人としての心に欠けていた

彼の暴言を聞いていくうちに
 
それは、違う!!!
私は
あなたのやり方とは違う。

ボロボロに傷つきながらも
そのお陰で
私が本当にやりたいことを知る
きっかけになった

それから

自分の軸が確立した

自分の核が目覚めた

私の仕事は

そろばんの楽しさを
伝えることです。
そろばんの
向こうに見える景色を
子供たちと共に
探すことです。

今では
そうはっきりと言えるようになった

それに気づいたのは
自慢ばかりする彼に出逢ったから

進む道が違うことに
気付くきっかけが訪れたのだ


カフェで始まった
新たな教室では
 
今週も
小学1年生の二人が
そろばんが はみ出したバッグを
りながら教室にやって来た

先生!!
こんにちは!!😊

両手を振りながら
嬉しそうにやってくる

ねぇ
そろばんって何が楽しい?
😊

聞いてみたら

二人が声を合わせて

パチパチ音がするところ!!
(⌒∇⌒)ノ""

って
楽しそうに笑いながら
答えてくれた

先生も昔
そんなこと思ってたよ笑笑🤭

私は今
ものすごく幸せな世界で
過ごさせてもらっていると思う

たくさんのお母さん方から

前夜から
次の日のそろばんの準備をして
楽しみにしているんです。

できなかった所の
教材を変えていただいたり
子供に寄り添った指導に
感謝しております。

先生に会えるのを
毎週楽しみにしているんですよ。

いろんなLINEを頂く

私も
それぞれに合わせたカリキュラムを
作成し授業に備える

わからない教科書を変更したり
わかるように説明できる教材を
作ってみたり
やっと
これが自分のやり方だと
誰にでも
自信を持って言えるようになった


うちのウサギは
普通じゃない笑笑🤭
なぜかいつも私を見てるスピウサギ🍀


ただ
たくさんの人と出逢うよりも

こうして
ご縁がある子供たちと
親御さんたちと
和気あいあいと
それでも真剣に授業ができることに

今までの流れは
必要だったのだと想う

そこには

たとえ1パーセントの確率でも
あきらめない自分がいて
そんな自分が大好きで

だからある今も
すべてはその連続で。

秋の児童館での体験が
とても楽しみです

そして

理解してくださる館長さんに
出逢えたことも。

持てる力のすべてを注いで
楽しさを
これからも伝えていきたい

そういえば
昨年末に
奈良の文殊菩薩様にお願いしました

残りの人生をかけて
お役目を
務めさせていただきます
と。

だから
こんなにも様々な道を
用意してくださるんですね。

私は今
紆余曲折しながらも
お役目を一生懸命
果たせているでしょうか?

今度
文殊菩薩様に出逢えたときは
そう 
聞いてみたいのです。