3月の中旬にあった、とても暖かい日。



池のポコちゃん、ペコちゃんが冬眠からお目覚め。



でも、その翌日以降、しばらくまた寒〜い日々。ポコちゃん、ペコちゃんは、再び池の底の土の中。



そして、まためぐってきた春日和桜



日向ぼっこ中のペコちゃんを見つけた次男が、脱皮しかかっている甲羅をペリリ。







甲羅の泥も落としてもらい、スッキリした表情?のペコちゃん。






カメちゃんたちが目覚めると、ようやく春がめぐってきたことを実感する。



めぐる、と言えば、中島みゆきの『時代』。






   今はこんなに悲しくて
   涙もかれ果てて
   もう二度と笑顔には
   なれそうもないけど






父が亡くなってからしばらくは、まさにそんな心境で。



それでも、季節はいくたびもめぐって、



今年も実家の庭は花盛り。






父が愛でていた花木たち。






母も花木に囲まれて、嬉しそう。






庭の片隅にちょこんと咲いている、こんな花も愛おしい。









  そんな時代もあったねと
  いつか話せる日がくるわ
  あんな時代もあったねと
  きっと笑って話せるわ
  だから 今日はくよくよしないで
  今日の風に吹かれましょう

  




数年前、野球クラブだったお兄ちゃんを見ながら、校庭の隅で野球のまねごとをしていた次男。






父の命日だった日曜日。



あんなに小さかった次男は、お兄ちゃんと同じ野球クラブで公式戦。






そして、



見事、ランニングホームラン!



いつの間にか、こんなに凛々しくなって。



私は、天国の父と心の中でハイタッチ!






  めぐるめぐるよ 時代はめぐる
  別れと出会いをくり返し
  今日は倒れた旅人たちも
  生まれ変わって歩き出すよ



中島みゆき『時代』より





季節はめぐる。時代はめぐる。



昭和から平成へ。平成から令和へ。



この先もきっとある、別れと出会い……。



それでも立ちどまらずに、歩いていこう。