どんなに知識があっても、やはり
「やってみないとわからないこと」
「やってみて、初めてわかること」
がある。
例えば、水泳、キャンプ、ボランティア……
……そして、保育士資格受験もその一つ。
保育士の筆記試験は全9科目。形式は全てマークシート。
100点満点のうち60点(6割)以上で合格。
下の黄色い枠で示したように、「教育原理」と「社会的養護」は各50点満点で、それぞれ30点以上で合格となる。
出典:『保育士入門テキスト〈’16年版〉』(コンデックス情報研究所)
そして、実際に初めて受験してみた結果が
コチラ。
こうして結果が突きつけられると、1問の重さ、1科目の重さが身にしみる〜
(「不合格科目があるため、実技試験にはすすめません。」の言葉もなんてキッパリしているのでしょう……)
特に「教育原理」は、得点が30点で「合格」ラインには達したものの、「社会的養護」の点が足りなかったせいで、結果は「否」
初めて受験に臨んで、よくわかったのは、
もっとしっかりちゃんと勉強しないと、受からない
ということ(当たり前なことなんだけれども……)。
そこで、受験2年目に、追加で買ってみた本が、
コチラ
本の【まえがき】には、
「教育原理」の試験は、全部で10問出題されます。6問正解で合格です。
過去の問題を見ると、人物に関する問題の出題率が平均33%とダントツ首位です。
過去の問題を見ると、人物に関する問題の出題率が平均33%とダントツ首位です。
とあり、「人物を制する者は教育原理を制する」的なことが書かれている(なんだかすごい説得力)。
本を開くと、ピースをしているお茶目なルソーさん
「顔」が載っているだけで親近感が増し、なんだか想像力がかきたてられる(この本では、さまざまな教育者がみんなそれぞれ何かしらつぶやいているのも面白い)。
そして、興味を持つことで、頭にも入ってきやすくなることを実感。
そんなこんなで迎えた2回目の受験。
「教育原理」の実際の問題が、
コチラ
示した文の著者を答える問題。
こんなタイプの問題もよく出る。
なので、「教育原理」を学ぶときは、人物名と著作物の名称だけを覚えるのではなく、
その著作物がどんな書き出しで始まるのかや、どんな内容なのかも確かめておきたい
(自分なりの似顔絵を描いて、キーワードを吹き出しで呟かせたりして )。
ちなみに、『人物で学ぶ教育原理』には、
今回の問題に出されたところが載っていた
(なのに、本番では緊張して、結構迷ってしまった)
この本に載っている「人物」は、以下の通り。
外国の教育者として、
・コメニウス
・ロック
・ルソー
・ペスタロッチ
・フレーベル
・デューイ
・モンテッソーリ
日本の教育者として
・貝原益軒
・佐藤信淵
・福沢諭吉
・森有礼
・倉橋惣三
・城戸幡太郎
・コメニウス
・ロック
・ルソー
・ペスタロッチ
・フレーベル
・デューイ
・モンテッソーリ
日本の教育者として
・貝原益軒
・佐藤信淵
・福沢諭吉
・森有礼
・倉橋惣三
・城戸幡太郎
数は多くないけれど、ここに載っている人物は現代の教育に大きな影響を与えた、かなめの人物 必ず押さえておきたい
保育士試験の受験科目は9科目もあるけれど、
「教育原理」で学ぶことは「社会福祉」や「社会的養護」など、他の科目にも関連するなど、科目同士の垣根は思ったより低いところがある 。
これも、実際やってみることで、わかったこと。
それにしても、
こうして昔からさまざまな人の「バトン」がつながって、今のこの社会が築かれてきたんだなあと改めて。
私はどんな「バトン」をつないでいけるかな