令和の幕開けを祝福するかのように咲いた、純白のみかんの花。










夏にはこんなゲスト(アゲハの幼虫)もお招き。










「思春期の子どもたちは、蝶になって羽ばたく前のサナギのようなものです。
はたからは、何もしていないように見えるかもしれませんが、内側ではものすごい変化が起きているんです」





というお話を、ある中学校の先生から伺ってからというもの、





こんな幼虫などを目にすると、思春期真っ盛りの長男と重なり、なんだか親近感おねがい
(苦手な人はごめんなさい……)











そして、





平成最後の年に、初めてひとつ実らせたみかんの木は、
令和元年、さらに多くの実をつけた。










11月末に収穫。




去年、脳天を貫く衝撃的なスッパサを味わわせてくれたはつものみかん。




収穫後しばらく置いておくと甘みが増す、
という去年もらったアドバイスがよりどころ。




甘くなりますように……
と拝むような気持ちで眺めつつ、10日ほど経ったみかんがコチラ
(あのスッパサが脳裏によみがえると、なかなか手が伸びず)










ちょっとしわしわ。




次男に、そろそろいいんじゃない?
このままだと食べられなくなっちゃうかもよ?
と急かされ、思い切って皮をむく……。





見た目は、去年と同様、美味しそう……に見える……





覚悟を決めて、いざ、口の中へ……




あ、




ほのかに甘い!




酸っぱくないビックリマーク










一気に緊張で強張っていた身体が弛緩する(笑)。





ということで、





味は、令和はつものみかん、
衝撃度は、平成はつものみかん
に軍配が上がるウインク





あのスッパサがあればこそ、このほのかな甘みを感じとれて喜びを覚えられたのだと思うと、





人生における様々な苦難や揉めごと、悲しみ苦しみも、意味がなくはないのだなあ……と改めて。





なんてことも思わされた令和はつものみかん。




ごちそうさまでしたお願い