その日は朝からザーザー雨。
でも、ついに夕方、雨が上がる。
16:30ごろ家を出ると、意外にもまだ空は真っ青で、次男のテンションはうなぎのぼり
次男の後を追いかけて走りながら、雨上がりに映える石垣の花々に心が奪われる。
みんな生き生き
真っ白なヒメジョオンは、パァッとした笑顔をこちらに向けているかのよう。
次男が向かったのは、よく行く川原。
水かさが増して、いつもとちがう顔を見せる川原に驚きながら、
「ほ、ほ、宝石見つけたー!!!」と大喜び。
「え!? 宝石??」
「これ大事に持ってて。ぼく、まだないか探すから!」
と息せくように言いながら託されたのが、この「宝石」。
次男の目にはきっとこんなふうに輝いて映っているにちがいない
そんな次男と川をたどっていくと、
今度は、赤い宝石、ザリガニを発見
そして、60分あまりの探検の最後をしめくくったのは、コチラ
きれいな夕陽と楽しげな次男の笑い声。
「お母さん、今日は朝からずっと雨だったから、今日がこんなに楽しい一日になるなんて思わなかったよ!」
「今日はほんとに楽しかったねえ」と、自転車と共に顔に泥をつけた次男がにっこり。
本当にねえ。
探検に出かけたこの60分が、こんな宝石のような時間になるなんてねえ
一日、一日が尊い日々。