わが家に来て10年目の秋、
ねむるように天国へと旅だった「うさこ」。
あれから4年・・・・・・
そんな物思いにふけっていた年明けのある日、
友人からLINEを受け取る。
小学校で2羽のうさぎを飼っているが、
今年度いっぱい(2023年3月まで)で、飼うことを
やめることになるそうで、引き取り手を探している。
その話を聞いた友人は、うちのことがすぐに思い浮かび、
連絡をくれたのだった。
さっそく、この話を息子たちにすると・・・・・・
え
「うさこ」の親戚かもしれないよね。
もちろん、うちでお迎えする
やったー
と手放しで大喜び
そして、この息子たちの言葉は、最初にこの話を聞いた私の心の声そのもので笑ってしまう
「うさこ」が使っていたゲージやアイテムも、いまだ当時のまま。
ちなみに「うさこ」も同じ小学校出身。
長男が小学1年生だったとき、小学校で思いがけず生まれてしまったという子うさぎの里親募集があり、
その子うさぎと誕生日が一緒だった長男が、高倍率の中、
あみだくじで運命の出会いを果たして、わが家にやって来た「うさこ」。
息子たちの心の中で、いまだ生き続けている。
そんな「うさこ」と縁の深いうさぎを、また迎え入れることができるなんて。
とはいえ、今やわが家のファミリーは、
保護犬ウーキー、
ニワトリのポッポちゃん、
カメのポコちゃん、ペコちゃん、ピコちゃんも
いる大所帯。
お迎えしたい気持ちはあれど、じっさいは、どうなのか。
と思っている間に、いつの間にか小学校のうさぎに会いに行っていた長男と次男。
引き取り期限の3月まで、あと約2ヵ月。
考えておかなくてはならないことは、いろいろあった。
(つづく)