こんにちは
夢叶える心豊かな錬金術師カウンセラーSHOKOだよ
昔の話をしよう。
わたしね、運動めちゃ苦手意識強いんだよね。
なぜなら、全くいい思い出がないから。
絵に描いたようなぽっちゃり、走ればビリだし、跳び箱は怖いし、ドッジボールは力いっぱいぶつけられて痛いし、身体固いからマット運動もダメ、二重跳びも逆上がりも出来たことがない。
いつも冴えない、ドンくさいで、みんなに笑われてた。
そんなわたし、バスケの強豪校（知らんけど）に転校することになったら、なんと男女全員、クラス全員がバスケ経験者という、マンガみたいなヤベェ学級で
ボールすら持ったことないっつってんのに、誰も教えてくれない、教科書はスラムダンクだけ、パスされたボールが見えたためしがない、いつの間にか手元から無くなってて、わけもわからずコートを走らされて、見学の男子からは笑われ、女子からは明らかにハズレメンバー引いたという顔をされ…
毎日情けなくて、惨めで、死にてぇ〜としか思ってなかった。
進学してようやくバスケから解放されて
『わたし、運動苦手なんだよね
』って話してたら
『え
なんでバスケ上手いじゃん』って言われた。
まぁ、ブラバン部と帰宅部（わたし）の話だから技術的な話では無いけど。
『バスケも上手いし、水泳も、テニスも、卓球も、バレーボールも出来るじゃん、SHOKO体育得意じゃん
』
って言われて、ビックリした
確かに、こんな自分にも出来るスポーツ何か無いかなって模索してたから、色々首突っ込んだし、しかも特に成果を感じることなく終わったから、それがまさかそんな風に外側から見えているとは思わなかった。
もしかして、苦手なままでも色々やっていいんじゃねって思えた言葉のひとつだった。
そしてさらに、そんな自分でも、自分の世界の中では、バスケの上手い女の子になったっていいんじゃないかと思った。
現実はボロカスでもね
学生の頃は、そこに気づくことは出来なかったんだけど、気づいてからは、自分の世界だけでは、いつも一等賞なの。
現実では、何をやってもダメダメで、不器用で
何かを始めて失敗して、やる前にわからなかったのこれくらい予想出来なかったのって言われちゃう
言葉を発するだけで笑われる、お前何言ってんのってバカにされちゃう、アホだな〜って言われちゃう
こうすればいいのにって聞いてもないのにアドバイスされちゃう、わたしの世界を、わたしのやり方をすぐ正され、直される、こんな簡単なこと何で出来ないのってすぐに言われちゃう
そんなわたしのままで、いつも一等賞をあげているの。
一等賞のあげ方も、最初は出来なかったけど、だんだん出来るようになってきたの。
そしたら、25歳くらいの時だったかな、何にもしてないのに、二重跳び、少し出来るようになったの、逆上がりはまだ出来ないけど
会社員として働くのが辛くて、イジメも受けてて、毎日喫煙所で『あ〜色々めんどくせぇ〜独立してぇな〜』って思ってたら、なぜか本当にそうなってしまった。
（そうしたかったというよりは、この状況から逃げたかったみたいな感じだけど）
うつ病で動けない時間もたくさんあったから、一等賞をあげられないこともたくさんあったし、自分のことを自分でたくさん責めた時間も多かったし、あらゆる失敗をしまくったとは思うけど
結局、死なずになんとかなってる。
ただ、『こんな自分』に一等賞をあげるだけでよかった。
ただそれだけなんだけど、あまりにシンプル過ぎて、逆に複雑化して考え過ぎて、わからなくなってた。
そんなわたしだからこそ、自分に一等賞をあげられない人に、それが出来るようになったらいいなって思うんだ
おしまい
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