産後のぽっこりお腹!
こんにちわ
5人のママ(6人目妊娠中)
理学療法士のguuです
産後のぽっこりお腹...
気になりますね
なんとかしようと
運動をする人も多いですが、、、
まさか腹筋運動
してませんよね?!
絶対ダメ〜
→理由は後ほど笑
腹筋に力が入らない
下腹部がボヨンとタレる
それに重なり
便秘や尿漏れ、頻尿などのおしものトラブル
などもよくある話
今日はそのメカニズムについてお話をします
お腹には腹直筋という筋肉が表層を上下に走っています。
そう、バキバキに割るとカッコイイあの腹筋!
この筋肉は妊娠すると
約15cm伸びると言われており
さらに子宮が大きくなったり
図のように
赤ちゃんが脚を伸ばして
横向いてたりすると...
この腹直筋は真ん中で
避けてしまいます( ;∀;)
これが
腹直筋解離
軽度のものまで合わせると
約8割の妊婦さんに
みられると言われています
重症になるとこんな感じ
おへその上下に穴が
ぽっこり空いてしまいます
産後正しい過ごし方をする事で
自然に修復されていきます
しかし...
最近のママは昔のママに比べて
重症化しやすく
自然修復もしにくく
なってきています
20年ほど前までは
妊娠後期~産後数か月の
女性以外には
ほとんど見られませんでした
現代では産後数年経過している
もしくは妊娠したことのない
女性にまで見られるように
なぜか??
それは
筋力低下
が原因です
では、その要因は何でしょうか...
①環境変化
文明の進歩や生活様式の変化に伴い
日常生活の中で身体を使う事が激減しました
特に昔ながらの家事動作は
体幹や腰回りの筋肉をよく使います
現代人の筋力低下に繋がっています
②姿勢
①を受け、楽をしてしまった現代人
普段から綺麗な姿勢を取れている人
本当に少ないです
一言に悪い姿勢と言っても
様々なタイプがあり
これは生活習慣や
体の使い方の癖にも由来します
正しい姿勢をとることで
日常的に身体をしっかり支えるための
インナーユニットが機能します
逆に悪い姿勢だと
そこがうまく働かず
妊娠のような継続的な大きな負担に
身体が耐えられなくなります
③古き良き文化が伝承されない
●5ヶ月を過ぎたら腹帯をする
●妊婦は床拭きやトイレ掃除などの
しゃがみ動作の多い家事をゆっくりやる
●身体を冷やさないようにする など、
日本には安産に繋がるための
たくさんの知恵がありました
昔は母から子へ
暮らしを共にしながら伝えられました
時代の変化に伴い
核家族化や関連商品の多様化などで
素晴らしい文化は受け継がれず
結果、産みにくい身体を作ってしまっています
このように
妊娠の経験がある女性には
ぜひ知っていて欲しい腹直筋解離
次回は腹直筋解離の問題点と
予防・改善のためのセルフケアを
出し惜しみなくお伝えしまぁす(*^ω^*)
今日も一日
子供達とママが
ハッピーで過ごせますように
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