liverpoolfc.comより。

 

マルコ・グルイッチは、ブンデスリーガ再開以後、ヘルタBSCの4試合目に向けて無観客でプレイすることに慣れてきています。

 

今月初めにドイツのシーズンが再開して以降、このリヴァプールのミッドフィルダーは3試合それぞれで先発フル出場しています。

 

グルイッチのスマートなボレーでのフィニッシュは、ヘルタがミッドウィークにRBライプツィヒを相手に2-2で引き分ける上で貢献しました-これはブルーノ・ラッバディアのチームにとってはホッフェンハイムとウニオン・ベルリンに対する説得力のある勝利に続く結果でした。

 

ヘルタの次なる任務は、土曜日にアウグスブルグをホームで迎える一戦ですが、それを前にして、グルイッチに新しい仕事のやり方への適応や、残りシーズンの目標、リヴァプールへの期待について話を聞きました。

 

Q.マルコ、君たちはブンデスリーガが再開してから3試合で勝ち点7を獲得しているね-ヘルタの誰もが満足しているんじゃないかい?

 

「そうだね。実際、僕たちはコロナ・ウィルスの状況の中で監督が交代して、彼と本当にハードワークしたんだ。彼が来てから4週間になると思うけど、ピッチ上で見られるように僕たちはハードワークしたんだ。2試合では後半で試合を決めたし、ライプツィヒ戦では最後の最後に同点ゴールを決めたし、試合に勝つチャンスだってあった。これは僕たちの仕事の証だね。再開できて良かったよ。可能な勝ち点9のうち7を獲得したんだから、僕たちにとっては良いスタートだよ。皆満足さ。」

 

Q.新監督のブルーノ・ラッバディアについて触れたね。彼の為のプレイを楽しんでいるように聞こえるよ-トレーニングや戦術面で大きく変わったのかい?

 

「そうさ。彼はブンデスリーガでかなりの経験を持っていると思うし、リーグで3つか4つのクラブで指導してきて、対戦相手のことをよく知っているね。かつてはバイエルン・ミュンヘンでプレイしていたから、ここドイツじゃビッグネームさ。彼には多くのクオリティがあって、他の選手たちとお互いを分かりあえたんだ。これまでのところ、誰もが彼の下で働けてハッピーだし、次の試合を楽しみにしているよ。」

 

 

Q.土曜日のアウグスブルグ戦は2週間で4試合目となるね。過去3試合はそれぞれ90分間プレイしたけどフィットネスはどう?

 

「僕たち皆はハードワークして、パンデミックの最中もできるだけフィットネスを維持しようとしてきたし、それから身体とフィットネスの状態を整える為にもう3、4週間あったからね。これまでのところは3試合でフル出場でプレイしてきたし、新しいトレーナーが僕を信頼してくれて嬉しいね。それは僕にとってもう1つのポジティブなことだし、今後ももっとハードワークする為の後押しになるよ。ここから残り6試合でもっと良くなれるように頑張っていきたいね。それでシーズンを良い感じで終えたら、次のシーズンの状況も見えてくるってものさ。」

 

Q.フィットネスとリズムの点では100%に戻った?

 

「そうだね。僕たちはフィットネスに関しては良い感じさ。もちろん、ミッドウィークに試合があったから、身体が100%って感じじゃないこともあるけど、それは普通だよね。残り6試合でクラブとしては多分ヨーロッパ・リーグに行けるって感じているし、土曜日に勝ち点3を取れば、もっと順位表の上に行けるチャンスもあるね。フィットネスの準備ができているし、1週間のちょっとした休養も取れたから、僕たちはそれを活かしていくよ。」

 

Q.ライプツィヒ戦の君のゴールについて話してもらえる?あのコーナーでのルーティンはプランされていたの?

 

「僕たちはセットプレイに取り組んでいて、コーナーの為のコンビネーションはいくつかあったんだ。でも、もちろんそれが上手くいかない可能性だってあるけど、水曜日は僕たちにとって幸運なことに僕たちが決めた最初のゴールがそうだったね。僕は準備できていたし、幸運にも僕が望んでいたコーナーでまっすぐ撃ったんだ-同じようにできないこともあるだろうけどね!だけど、セットプレイは一生懸命やったし、他にもチャンスはあったよね。僕たちはこの3試合でもう2度決めているし、僕たちが良い仕事をしたことがピッチで証明されたってことだね。」

 

Q.無観客の中でのプレイはどう?

 

「ファンがいない中でプレイするのはちょっと奇妙だね。また別モノっていうのかな、親善試合とかプレシーズンの試合みたいな感じだけど、家でただエクササイズをやっている状況よりはずっと良いものだね。」

 

Q.3試合やってみて慣れたかい?

 

「そうだね。最初はもちろん奇妙だったけど、その後は慣れたよ。ピッチでは相手のコーチや他の選手たちの声がみんな聞こえるからちょっと変だよね。良いトリックだとか良いパスを見せた後にファンからもらえるエネルギーはないんだけど、それはそうだよね。正常な形に戻るまでには時間がかかるだろうから、適応する必要がある。適応しなきゃいけないんだ。」

 

Q.リヴァプールは木曜日に接触ありのトレーニングを再開したんだ。君の経験だと、選手たちがもう一度慣れるまでには少し時間がかかるのかな?

 

「彼らがどんなことをしているのか正確には分からないけど、お互いにタックルを仕掛け始めて、お互い接触するようになった時はちょっと奇妙な感じになるだろうね。でも、もちろん、彼らはトップレベルだからね。自分たちの状態を取り戻す為には多分ほんの数日-そんなにかからないかもだけど-必要だろうね。」

 

 

Q.最近LFCの人とは連絡を取り合っている?

 

「主にジュリアン(ウォード。ローン・パートナーシップ兼フットボール・パートナーシップ・マネージャー)とは連絡を取り合っていて、彼とはずっとトレーニングのこととか僕たちが自宅でやっていたエクササイズのことを話してきたよ。今は何か改善する必要があった場合にはいつも試合の前後に話をしているね。もちろん、これはいろんな意味があるよ-自分はまだリヴァプールの選手で、いつの日かレギュラーのリヴァプールの選手になりたいんだ。僕にとって、クラブの為にプレイするのは今も夢だからね。だから、連絡を取り合っているのさ。」

 

Q.じゃあ最後にリヴァプールがすぐに活動を再開するのを楽しみにしている?

 

「もちろんさ。彼らは今シーズンここまで信じられないくらいのシーズンを過ごしているし、本当にそれ(プレミア・リーグ優勝)に値しているよ。もちろん、ファンも長いこと待っていたんだし、彼らにとっては特別なものになるだろうね。うまくいけば、すぐにでもヘンドがトロフィーを掲げるのを観られるさ。」

 

このインタビューは1週間ほど前に行われたものです。
その中で触れられていたアウグスブルグ戦は、2-0でヘルタBSCが勝利しており、グルイッチはこの試合も先発フル出場しています。

 

昨シーズンに続いてヘルタにローン移籍しているグルイッチですが、ブンデスリーガのここまで29試合のうち、24試合に出場して4ゴール1アシスト(ポカールでも1アシスト)を記録しています。
コロナ・ウィルスによるリーグ中断の前はベンチ入りするも出場機会なしという試合が数試合ありましたが、多くは先発フル出場していてチームの主力として活躍しています(イエローカードが若干多い気はしますが)

 

インタビューの最後の方で本人はリヴァプールでのプレイを夢と語ってくれていますが、ドイツで成長を見せてはいるものの彼がリヴァプールでレギュラーとして定着するのは難しいかな~と個人的には感じていて、望まれるのであればこのままドイツでキャリアを築いた方が良いように思っていました。

 

ただ最近は、このコロナ・ウィルスの影響で状況は変わってくるのかも?と考えています。
ヨーロッパ全体として2019-20シーズンがどういう形で終えることになるかはまだ不透明なところはありますし、その後の移籍市場や来シーズンのスケジュールも何も決まっていませんが、どこのクラブも財政的に厳しくなるのは間違いなく、それはリヴァプールも例外ではありません。
当然、移籍市場で新戦力に大きな金額を動かすというのも難しくなる訳で、必然的にローン中の選手も含めた現有戦力を如何に活かすかが重要になってきます。

となるとグルイッチにも十分チャンスはあるはずです。

 

まぁまずは来シーズンの為にも今シーズンの残り試合で良い結果を残してもらいたいですね。

 

 

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