3補欠選挙結果を受け、メディアは「解散遠のいた」という報道が多い。政権与党としては、今は「すべきではない。やるべきではない」と思っているだろうが、一方野党は「この流れ、勢いを活かしたい」と解散に持って行きたいだろう。

 前回の選挙から2年半になる。衆議院の解散総選挙は任期の半分、2年を過ぎると国会開会中ならば「いつ選挙があってもおかしくない」という心構えである。また、来年7月は参議院選挙、東京都議会議員選挙が行われる。こうしたスケジュールも各党、頭に入れながらの発言となって行くことだろう。

 いずれにせよ衆議院は岸田総理の腹一つである。この国会の会期末、自民党総裁選後の臨時国会等、緊張感のある日々となって行く。

 混沌とした政治状況だが、こんな時こそトップリーダーたる岸田総理が、乾坤(けんこん)一擲(いってき)の判断をすれば流れは変わることが出来る。

 政治改革しかり、景気、子育て、高齢化対策等、国民目線で政策展開すると一気に求心力を持つのである。岸田総理の一挙手一投足(いっきょしゅいっとうそく)をよく見て参りたい。

 なんだかんだ言ってもその地位にある権力者は大きな力を持っていることは過去の歴史からも言えることである。

 

 

29日のコメント

ひらけ日本さんのご指摘、お考えの方が多いのではないでしょうか。分析、参考に致します。

 ひでおさん、アイヌ民族は自然の摂理を大事にして生き、さまざまな神に敬意と感謝を持って歩んできた民族性があります。地球環境を考える上でアイヌ民族の歴史、文化は参考にすべきです。

 BAHO馬鹿阿保な男さん、政治の究極の目的は世界平和です。自分の立場で努力して参ります。

 さださん、民主主義はルールを守ることで存立する仕組みです。ルールを無視することは論外です。

 tokoton山の男さん、島根の選挙では自民党役員、石破茂氏はじめ応援弁士が行っても聴衆が20人とか30人だったと聞きました。保守王国での有権者の反応がよくわかりました。

 松村訓明さん、1票の権利を是非とも活かしてほしいものです。こんな時こそ岸田総理の出番だと思うのですが。

 僕の癒着性くも膜炎との熾烈な闘いさん、開かれた民主主義のルールに基づく選挙によって、しかも圧倒的国民の支持で3月再選されたプーチン大統領です。独裁という表現はあたらないと私は思います。命の重み、尊さ、かけがえのないものです。どうかどうか意を強く持って立ち向かって下さい。