昨日27日が 仕事納めの日
 
いつも痛み止めの注射に 来院されるMさんが、「今年もありがとう。」と お礼を握らせようとするから、「こんなことしなくて良いんだよ〜」と 受け取らなかったら 「だって 優しくして貰えてほんとに 嬉しかったんだよ〜」と 言ってくれて
その瞳を 見たら 不覚にも 涙が込み上げてしまった
以前は「100才からが老後だから まだ若いからね〜」 と言ってた Mさんは 今年 目に見えて 透明になって来ているから
不調の訴えが増え 弱気な言動が 見られるようになり 少しずつ 身体が衰えていっているのを   来院される度に 感じていたから
来たるべき 別れの時を Mさんの覚悟を 突きつけられたようで 涙が出た

 他の仕事が気になってる時  気もそぞろで必ずしもいつも丁寧な対応が出来てたわけじゃ無い 自分を自覚してる
そんな私だったのに 
そんな風に 言ってもらえるなんて

せっかくご縁を頂いたのだから  一緒に過ごせる時は有限なのだから
一緒に居られる時を 慈しんんで もっと大切に出来る自分でありたい

こうして 身を以て  生きる事  老いる事   病む事  そして この世を去って行く事を  
その 生き様を 見せて頂いて 育てて頂いて
今の 私が 在る事を   感謝を 
いつも 心に内包して 自分の今に存在しよう 

そう決意した 今年の仕事納めでした