すっかり、ご無沙汰しておりました拙宅にブログに、ご訪問頂きありがとうございます
昨年3月に燃え尽きて病院付属の訪問看護ステーションを退職してから、今まで外に向いていたベクトルが完全に内側に向き、自分と向き合い再構築するかのような日々でした。
毎日韓ドラの世界にどっぷりつかってエネルギーをため込みw
自分の想いに耳を傾け 自分のスペースを作り
必死になり過ぎて硬くなった心と体を緩め
本当にやりたいこと 自分にとって本当に大切な人を見極めて
人の期待に応えない選択への怖れを解放し
自分の軸を創る作業だったと思います
少しずつ新しい自分としての表現が始まり、11月にはペースを落として訪問看護のお仕事を再開しました
今やっと新しい人間関係や環境に慣れ
余力が出てきました(^^♪
そんな中、一昨年から毎夏参加させて頂いていた
大峯修験ワークショップが7月17日から19日に開催されました
今年は3回目の参加になり、初回参加の時の自分と比較してその変化を感じ、御仏のお導きを感応する豊かな時間となりました。
実は初回の時は、修験体験にはさしたる興味は全く(こそこそ😆)なく
古の空気感が残っている洞川という町を見てみたい!という動機でしたので
修験という世界には あまり期待せずに参加したのです
それは、私の想いを遥かに超えた目から鱗が落ちるような体験でした
当時は、1月から飛び込んだ訪問看護の仕事に疲弊しており、老いること、死に別れるというテーマに取り組んでいっぱいいっぱいでした
気分はゾンビの私でしたが、初めて出逢う大峯奥駈の自然は
人間の寿命などはるかに上回り、死と再生の循環という摂理を
圧倒的な迫力で示してくれたのです
火照ったからだに吹く風の心地よさ
耳に感じる風の音
緑の匂い 鳥の声 目に鮮やかな新緑 輝く命のエネルギー
それらに触れる安心感と 倒木や枯れた木々にさえ或る健やかさ
自然に触れることで溶けていく自分の懊悩
その悠久の時の中に 縮こまって委縮していた私の感性は
息を吹き返したかのようでした
ファーストインプレッションは 正に衝撃
そして2回目となる昨年は
ほぼ引きこもりの私を 外に引っ張り出す転機となりました
買い物と家事以外ほとんど動かずにいたためすっかり鈍った
心と身体を携え入った観音峯は またしても私の眠った意識を
そして観音峯の観音窟で秩父観音霊場巡礼のお話があり、
この翌月から 秩父の観音霊場巡礼に導かれる流れになるのですから ご仏縁としか思えません
(余談ですが秩父観音霊場巡礼は8か月間に4回に分けて、巡拝させて戴き無事に満願して、今は坂東観音霊場を巡拝しております)
そして3回目となる今年は、やっと最初から目覚めた意識で
体験することができたように感じています
それは、大峯という特別な場所にいるからではなく
日常の中に 日々目にする自然の中に神仏を感じ
起きてくる出来事の中に 森羅万象の摂理をみる
いつの間にか そんな視点が生まれていた事を
大峯の自然が教えてくれたように感じました
私にとって、大峯の修験ワークショップは
1年間の自分の学びを引っ提げて 歩みの方向性を確認し
解体して再生する
また新たな1年に向けて歩き始めるための
大切な機会になりつつあります
今年もこのような機会を与えて頂けたことに
いつも導いて下さるご神仏に
正大先達 峯龍先生と大先達 静果さんに
一緒に体験してくださった参加者の皆様に
深く感謝申し上げます
合掌🙏