マニアックな読者の皆様、お早う御座います。

政治及び経済的混乱がトルコに始まり、ブラジル…そして、エジプトでは軍事政権の台頭。
米国は元CIA職員バーデン氏の秘密漏洩を防ぐために各国に圧力を掛けるのに躍起…

参照:トルコイスタンブールナショナル100



経済的にはスペイン、ポルトガルの財政破綻リスクが再燃している全く先の見えない状況。

そんな中で米国経済が何とか世界経済を牽引しているが、グローバリゼーションで金融経済が雁字搦めに絡み合っている現状で米国も新興国や欧州経済を無視して単独では経済成長を維持するのは不可能である。

そして、日本も例外ではなく幾ら円安が進んでも世界需要が減少すれば企業業績は一気に下振れる。

海外機関投資家は、日本株に於いても来期を見越して評価をするが、消費税増税の駆け込み需要が終焉を迎える各企業の来期の見通しは決して明るいものではなく暗雲が立ち込めるであろう。

引け後雑感

やはり、外部環境を意識せざるを得ない神経質な展開でした。

無論、円安が下支えになって大きく売り込まれる事はなさそうですが、逆に言えば為替如何では再び13500円まで突っ込むリスクを常に抱えた状態でボックス圏から上抜けるには買う理由や昨今の薄い商いからもエネルギー不足と言えるでしょう。

兎に角、外部環境が不安定な中では下手に手を出せば5/23の暴落の時の様に痛い目に合うので参院選終了後までは様子見が正解だと思います。                            naniwa335