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米国債務上限枠の拡大は困難で国家機関閉鎖懸念広がる。

ドルが主要通貨、ユーロに対して下落  ユーロ/ドル1.3500突破

NY外為:ユーロ上昇-独経済指標の堅調や米政府閉鎖懸念で

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  9月25日(ブルームバーグ):ニューヨーク外国為替市場では、ユーロがドルに対して上昇。ユーロ圏での景気回復の兆候や、米国の予算協議のこう着で政府機関が閉鎖されるとの懸念が広がったことが背景。

ユーロは主要通貨の大半に対して上昇。欧州一の経済大国であるドイツの消費者信頼感指数が市場予想を上回る伸びとなったことが手掛かり。またリスクテーク意欲が後退する中で、円は主要通貨の過半数に対して値上がりした。ニュージーランド(NZ)ドルは下落。同国の貿易赤字 が予想外に拡大したことが嫌気された。スウェーデン・クローナは対ドルで4営業日続落。9月の同国消費者信頼感の悪化が材料視された。

ウェスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションズのシニア市場アナリスト、ラビ・バラドワジ氏(ワシントン在勤)は電話取材で、「ユーロ上昇は、ドイツの消費者信頼感指数に強く支えられている」と指摘。また「市場参加者の大半は過去にあった米政府機関閉鎖について十分承知しており、それに応じた行動を取っている」と述べた。

ニューヨーク時間午後5時現在、ユーロはドルに対し前日比0.4%高の1ユーロ=1.3526ドル。対円では0.1%上げて1ユーロ=133円14銭。ドルは対円で0.3%下げて1ドル=98円43銭。

欧州も経済状況は決して良い訳でなく、南欧は未だ財政緊縮に喘いでいるが、米国の財政も厳しくドルの信認が再び揺らいでいる。
結果として、消極的選択肢に寄るユーロ高に至った様である。

本日の日経ダウは配当落ちも含め、ドルが軟調な為に方向感なく14500円前後での膠着状態が続くと推察される。

引け後雑感

今日はザラ場で400円前後動いたようですね。予想外でした。

BUY MY ABENOMICSが効いたのか、法人税減税観測からかなのか何故か大引けでも130円強の上昇・・・兎に角、方向感が見えにくい事だけは確かである。

日本株反発、早期の法人税引き下げ検討報道-日経平均上げ100円超す

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  9月26日(ブルームバーグ):日本株は反発。日経平均株価の上げ幅が100円を超えた。消費税増税に伴う経済対策として、法人税引き下げを早期に検討すると一部報道で伝わったことをきっかけに、国内政策への期待が高まっている。

午後2時23分時点の日経平均株価 は前日比102円19銭(0.7%)高の1万4722円72銭、TOPIX は同1.93ポイント(0.2%)高の1213.08。東証1部33業種では海運、ゴム製品、保険、パルプ・紙、金属製品などが値上がり率上位に並ぶ。

米国景気の先行き不透明感、配当権利落ちの影響から、安く始まったきょうの日経平均は午前9時半すぎに下げ幅を210円まで拡げた。しかし、法人税に絡む報道が市場に流れた午前の取引後半からは買い圧力が強まった。日本株は先物主導で急速に下げ渋り、日経平均は午前をプラス転換して終えていた。TOPIXは午後に入りプラスに転じた。

共同通信は、政府が、消費税増税に伴う経済対策で、焦点となっている法人税の実効税率引き下げについて「早急に検討を開始する」と明記する方向で調整に入ったことが分かった、と報じた。


どちらにしても、どこまで織り込んで推移しているのか良く分からない日本株式市場。
BUY MY ABENOMICS・・・英語として適切かどうかは別にして遂に首相自らアベノミクスを大きな舞台で公言した。

意外とGood bye my loveという落ちで終わりそうな気もする。

明日は週末なので今日の反動で調整が入り、消費税増税が閣議決定される来週火曜の10/1までは様子見ムードが続くでしょう。

                明日の日経ダウ予想レンジ

               14500~14800円

相場は相場に聞け・・・要するに相場は天の邪鬼で理屈通りや思うようには動かない。
この格言だけは未来永劫通用するであろう。                                             naniwa335