マニアック読者の皆様、お早う御座いMonday morning!🌞

 

なんや知らんけど日本は早くも梅雨入りで日々の寒暖差も大きいし湿度が高く鬱陶しいですなぁ~

爽やかな英国に比べ気温や湿度差が大きいので、身体が未だに慣れなくて目覚めも悪い(;´・ω・)

大体、先月まで暖房で帰国したらいきなり除湿か冷房のエアコンフル稼働って絶対異常気象です。NG

 

そんな事は兎も角、このところはNYSE主要3指数は高値圏でもみ合っていて、インフレ懸念やCapitalGain税増税の影響を織り込みつつ若干Nasdaqのボラティリティーが高くなっていますが、脱コロナ後の経済活動が活発化するのは確実な中で8月以降は一気に3指数ともに右肩上がりで史上最高値を更新し続けると考えています。但し、これは年内の話であり、FRBがテーパリングに言及するであろう年末以降の来年からは若干上値が重くなると踏んでいます。ただ、その後も実体経済は底堅く相場も堅調に推移するでしょう。

CapitalGain増税に寄る悪影響は5%に満たない超富裕層のみなので、現状では相場に与える影響は少ないであろうが、この構想(法案)が全て段階を経て通るような場合には足枷になる。

但し、極端な格差是正は社会主義化を齎すので、経済的にも政局的にも現実的ではないであろう。

 

それはさて置き、我々の米国の次の主戦場である(日本人になじみのない)英国FTSEやドイツDAX指数は金融緩和が継続する中で上値が重いものの極めて堅調であり、安定した運用成績が継続している。

 

ドイツDAX直近6カ月チャート

FTSE100直近6カ月チャート

 

敢えて読者の皆さんの運用主体である4月以降右肩下がりの日経ダウチャートに関しては触れませんが、

主に富裕層を中心に海外投資も増加しつつある中で今後は欧米株にも投資されては如何でしょうか?

但し、国内個別株で充分な運用成績を出している方は国内株投資継続でいいと思います。

 

読者のMさん「でも、色々分散しても中々資産が増えないんです。」

 

「そんなもんです。でも、こう見えても私もプロですから…」

好きな俳優Top 5に入る田村正和氏に「謹んでご冥福をお祈りいたします。」

 

本日は自主隔離期間を終えて久々の出社なので7:30過ぎには事務所に向かう為に一旦失礼致しますが

後半では、Bitcoinやイーサリアムが暴落中の最中に質問の多かった仮想通貨取引所CoinBaseに関して

夜半にでも触れたいと思いますので、今暫く御待ち下さい。

 

CoinBase 参考価格250ドルを割った上場後直近チャート(約5週間) 

 

【引け後雑感】2021/5/24 16:00追記

 

いつも通りの先物買戻しの寄り天で特筆すべき点は有りませんが、今週のMSCIのリバランスを織り込んで先週半ばから除外銘柄を中心に売られていますが、逆に27日の引けにかけて空売りの買戻しや安い所で買に向かう銘柄も当然出て来るので、一時的な需給悪化は有るものの裁定売り残が膨らんでいる為に6月は下落しても日経ダウは一般的なテクニカル的下限の27000円程度で下げ止まるでしょう。

但し、今年になって欧州筋を始め海外勢の投資対象から日本株が外される動き(Japan Passing)が顕著になっている為に世界から歓迎されないOlympic強行開催後の8月からは今以上に日本市場から資金流出が増加して一時的に25000円程度までの下落があると考えています。

一方TOPIXに関しては海外勢の指数先物に寄る商いの影響は小さいので、NT倍率は低下するでしょう。

即ち、国策銘柄やコロナ後に需要が見込まれる業績良好で財務基盤がしっかりしている個別株を選択していれば日経ダウが下落したからと言って必ずしも日本株全銘柄が下落する訳ではないので御安心下さい。

 

ただ、頻繁にMSワラントを発行する様な悪質な企業は早めに損切りすべし

 

日本株に関してはアナリスト気取りの(真相も知らない)テクニカルを駆使した立派な先生方が多い様なので其方を御参考下さい。そんなものが通用するなら誰も苦労はしませんけど…(世の中そんなに甘くない)

 

さて、本題のCoinBaseに関しては、我々も投資対象に組み入れている為に参考価格(公募価格の様な物)の10%程度高い280ドル程度で購入しましたが、現状では参考価格を割っているので$200に触れた段階で自動的に買い増す様にprogrammingしており、その原資は直近上昇した金ETFや比率を下げた日本株のリバランスに寄って捻出したものなので相当な余裕がある為に全金融資産としては堅調に推移しています。

 

 

問題の乱高下を伴って暴落気味なBitcoinですが、ここまで取引所や通貨の種類が増加して機関投資家迄が参入すれば消えてなくなる様な物ではなく一定の地位を確立したと思っていいでしょう。

また、下落しても(Hedgeの為の増加した先物やレバ取引の売り等の需給から)我々の弾きだした計算では$20000/BTCでその辺りでは興味のある方は購入してもいいと思いますが、直前記事で注意喚起した様にボラタリティーが落ち着くまでは相当の時間を要しますから余裕のある資金を当てて下さい。

この様に眉唾的にも思える超強気派も居るので話半分に捉えてもいいでしょうが、我々のBitcoinの性質を元に弾きだした数理的計算から年内に特段の不可抗力(世界各国中銀の規制)がなければ$10万/BTCに到達すると言う結果が出ています。

但し、飽く迄も機関投資家の動きから見た想定なので保証は全くなく参考程度に留めて下さい。

 

結論としては、Bitcoinや他の主要なEthereum及びDogeCoinが乱高下すればするほど取引量が増加するので取引所であるCoinBaseの利益は莫大なものになって、仮想通貨が下落しても出来高が増えれば業績は伸びる事から必ずしも仮想通貨が下落したからと言って悪材料では有りません。

また、中型IPOとしては珍しく黒字化上場と言うのも多少の安心材料になりますが、やはりボラタリティーが

小さいと言えば嘘になるし、PERが139倍とやや高めなので120倍前後の$200程度で初期購入を検討するのが個人投資家さんにとっては安全策かもしれません。無論、時間分散で数回に分けて御購入下さい。

 

まぁ~、なんやかんやゆうても最終的に判断するのは当人ですから、僕の提案などは当てにせずに本当に購入して大丈夫なのか僕を疑って掛かる位詳しく調べてご検討ください。(何事も自己責任ですから…)

 

◆最後に本日の一曲を…  原曲はSimon & GarfunkelですがYESのarrangeが素晴らしいのでUp ヘッドフォン      

 

America (2003 Remaster)   by    YES

 

S&Gの原曲も無論大好きですが、JohnAndersonの澄み切った声と各musicianのレベルが高く全く別の曲に仕上がっていて、CarAudioで聴く為にいつもグローブボックスにCDを準備して居る位お気に入りです。

 

本日も疲労困憊の中,5時からZurichとのRemote会議が入っているのでこの辺りで失礼します。naniwa335

 

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