2人でなにやら相談しているなと思っていたら、

 

 

準備が始まった。

 

 

どうも、WacとJirの家の間に屋根を張って連結して、

 

 

自転車や竹材などの、

物置きを作るらしい。

 

 

この2人が組めば、

我が家の大工仕事は、

スルスル進む。

 

 

案の定、骨組みはあっという間に完成。

 

その後屋根材のストックがなかったので、

しばらくどうするか考えていた時期があった。

 

 

うちの建築物は、

柱や壁はほぼ廃材だが、

屋根はその時々。

 

石窯のようにオシャレ系(?)を狙ったり、

タイミングよくしっかりした屋根材をもらえた時以外、

とくにこだわらないものには、

貼るのも簡単だし、ある程度もつし、トタンでいく場合が多い。

 

ただ雨漏りを考えると、

トタンのリユースものは、サビていたり、穴があいていたりするので、

買うこともよくある。

 

今回も、そこで迷っていたけれど、

 

「結構広いし、目立たないし、物置なだけだから、

 集まるなら廃材トタンでイイ。」と決めてきた。

 

買うの、遠慮してんのかな?と思って、

直に漏るんじゃない?と言ってみたら、

「そしたら、直したり、また張り替えればいい。」とのこと。

 

 

まあ、本人達がそれでいいなら・・・、

ということで、しばらくするうちに、

廃材ゲットのチャンスがやってきた。

 

で、再び作業開始♪

 

 

色もバラバラで、

傷んでいるところは切って、他とでサイズ合わせ。

 

 

見た目はよしとしても、

新品より時間がかかるのが、廃材利用の特徴。

 

その辺は、慣れてるし、

手間もへっちゃら、

苦にならないらしい。

 

 

そして、これでOKなことを、
完成直後のこの笑顔が物語っている。

 

 

屋根は奥にむかって斜めに下がるように作っているので、

トタンのボロさも目立たない。

 

仕事がきちんとしているから、

材が多少傷んでいても、見栄え悪くないね。

と言うと、

 

「どうぜ廃材だからって、適当に測ったり、端端を揃えなかったりすると、

 本気でカッコ悪い。

 仕事のアラさも目立つ。

 

 新品の材の綺麗さとか、気持ち良さってあるけど、 

 それだってどうせ時間が経てば劣化するわけだし、

  

 そう考えると、材って新品にこだわる必要を感じない。

 あと大工仕事のマズさを材のせいにするのも、違う気がする。」

 

 

 

と、2人の息子にさらっと言われて、

なんだか自分の日頃のあれこれを改めたり見直したりするべきなような

そんな恐縮な気分になりました  笑。