和合に移って4度目の春。
今年は、「もう○○が出てるよ。」
という子ども達の報告が、これまでの記録より1週間くらい速くて、
フキノトウ、ノカンゾウ、土筆、葉わさび、ウド、たらの芽、ワラビ、木の芽・・・。
4月初旬のうちに初物を頂いてしまった。
好みの差はあるが、
幼い頃から、母親が半ば実験的に摘んでくる野草を食べてきたせいか、
子ども達は、山菜のほろ苦さや香りを平気で食べる。
特に待たれているのは、ウド (≧∇≦)♪
旬の初ものは、山のものも畑のものも
同じに美味しく、
春だなあ~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:という嬉しさもあわさって、
食卓にのぼる度に歓声があがる。
まだ朝が零下の日もあるので、
霜で萎れてしまうものもある。
ここで欲張らないでもいいのに、
見たら採らないと!!な気分。 p(^-^)q
他に採る人もいない、家周りの敷地で、
あと少し、あともうちょっとと、
ついつい手を伸ばして採ってしまう。(^^ゞ
この日は土筆。
土筆の頭&ハカマ取りは、やってみると結構なチマチマ作業。
ついてても食べれるものの、
やっぱり取ると、歯ざわりが違うかなあ。
毎年春の恒例でやっているので、、
久しぶりに食べる土筆ごはんにむけて、
みんなでせっせと手を動かす。
この日は笑’が、よもぎを摘んで、
よもぎパンを作ってくれた。
小麦粉1kgに対して、刻んだよもぎ、カップ1。
よもぎはアク抜きもせず、生のままパン生地に練り込んだ。
量はたまたまそうなったみたいだったのに、
よもぎの香りが強すぎも弱すぎもせずにほどよくて、
家族のおやつで好評♪
そしてこちらは、
山梨の郷土料理でいつの間にか我が家の定番になった「みみ」。
生地をこねて、のばして、切って、整形する分、
すいとんやほうとうより手間がかかり、
もともとお祝いや、おもてなし料理として作られていたようなので、
うちでもなにかある時に作る程度。
今回は、麴作り終了記念ということで、
旅からおかえり記念、冬のスキー場バイト終了記念を祝われた2人コンビが、
作ってくれ、
塩漬けにしてあったきのこを合わせて煮込み、
最後に葉わさびを添えて頂いた。
1か月半の麴作り終了のホット感も合わさって、
大満足♪
お二人さん、ありがとうヽ(*´∀`)ノ
こうしたちょっとしたお祝いごはん、
春から秋の間は、田植え、稲刈りなど、
家族みんなで越えた作業を労ってのことが多いのだが、
今年の冬から春は、
家族それぞれがやってきたことの一区切りの
プチ祝いが続いた。
みんなで協力して成し遂げたのと違って、
それぞれの達成感は、本人にしかわからないけれど、
改めてごはん中に、どうだった?とか、
これからどうしたいの?などと聞いてみると、
案外しっかりした答えが返ってきて面白い。
昨日、一昨日は、田んぼの準備。
芽だししたお米の籾蒔きをして、田んぼに降ろした。
集落のみなさんは、うちよりも一足も二足も速く、
田畑の準備が進んでいて、
あちこちの田んぼやビニールハウスに
軽トラが止まっていたり、人影があったり、
何やら音や人の声が聞こえてきたり・・・。
活気づいてきたこの感じ、
嬉しいなぁ。
実りの時期を目指して、元気に育ちますように♪