先日、駒ケ根で年に一度開催されている「くらふてぃあ 杜の市」に

家族で行ってきた話。


当日は快晴で、

会場は沢山の作家さんのブースで賑わっていた。

 

(出店は全国から200以上とか。写真は池をぐるっとひと周りする方の、駒ケ池会場)
 
 
もうみんな大きくなって、迷子の心配もないし、
関心のいくブースもそれぞれなので、
各自リュックにお弁当と水筒を持って、
待ち合わせ場所と時間を決めて、現地解散。
 

とは言っても、敷地は広くもかぎられているので、

時折ばったり遭遇。

 

Wacは自分の聞きたいことを聞くために、

自前の背負い籠にいくつか作った竹籠を入れて持ち歩いて

具体的な指導をもらったり、

木工関係や刃物関係などで、気になるお店で声をかけていた。

 

 

藍染めの手ぬぐいに、背負い籠姿の10代半ばの若者は目立つようで、

反対に、作家さんから声をかけられることも多かったらしく、

色んな人との交流を楽しんだ1日になった。

 

(自分の作品を見てもらい、直接アドバイスを頂く。)

 

 笑’はお店巡りと聞いて、最初はゲンナリしていたのだが、

ちょうどお茶碗を割ってしまって、

「お茶碗売ってる店があるんなら、気に入ったの探そう。」

と思いついたとたんに、はりきりだした。

 

何店か陶芸のブースを見つけると中に入り、

手に持って重さを確認したり、模様を比べたり、

かなり悩んだ末、最終的に買ったのは、

偶然にもお隣の村で暮らすご夫婦のお店。

 

ちっちゃい頃ならパパっと選んだのが、

このくらいの年齢になると

自分の気に入るものを、沢山ある中から1つ見つけて選ぶのって、

なかなか難しいようで、

 

だからそれを見つけて決めて、自分のものにした時は、

本当にうれしそうだった。

 

 

 Jirは完全に単独行動。
ので、写真はなし。

 

目立つ黄色いリュックも、
頭に巻いた紺と白の大柄のJirお気に入りの手ぬぐいも、
ひょこひょこ歩く後姿もなかなか見かけず、
一度不意にやってきて1店舗いっしょにいた以外は、
他のみんなは合流した昼時も会わなかった。
 
最後に集まったFuのステージにもなかなか姿を見せなくて、
気になりだしたころ、ひょこんと隣りに座ってきた。
 
どこにいたの?と聞いたら、
「最後は刃物屋さんで、刃物研いでる人のとこにずっと居た。」
 
とのこと。
 
刃物研いでる人の横でずっと・・・・って・・・(^_^;)
 
どうその時間を過ごしたんだろう?
 
と思いつつ、
人だらけの賑やかな会場から
そこだけ1人空間みたいなところに惹かれるところ、
なんだか彼らしいなと思った。

 

 

 

 

 Fuは、今年もステージ責任者のタケちゃんのお手伝いとして、

前日インしており、他5人とは全くの別行動。

 

ステージは2つあって、お互い離れており、

移動手段は徒歩なのも加えて、なかなか忙しかったらしく、

この日顔を合わせたのは、

最後に家族の集合場所にしたステージが初めて。

 

ステージでは、「セワセワ」というグループで、

みんなと楽しそうにギターを弾いて、唄っていた。

 

 

Fuのステージを見るのは、

出店してた時以来なので3~4年ぶり。

 

今回杜の市に最終的に行く決め手になったのも、

「セワセワ、まだみたことないでしょ。よかったらみにおいでよ。」

と声がかかったから。

 

思えば自分からそうやって誘ってきたのって、初めてかも。

 

 

今回の「セワセワ(アフリカの言葉で幸せ)」のメンバーは、

Fuをずっと可愛がって育ててくれているタケちゃん、

Fuにとって姉御のような存在のあゆみちゃん&しおりん、

あと、これまで名前しか聞いていなかったイチゴ王子。

 

Fuが通ってる先には、

こんな楽しい仲間達との空間が待っているのを、改めて実感。

 

みんないつもFuのこと、ありがとう♪

 

(最後の一曲は、観ていたムクとめぐっぺが呼ばれて、飛び入り参加♪)

 

 

 

 裏方やステージで3日間フルで動いたFu。

作家さんとの交流に積極的だったWac、

1人行動を楽しんだJir、

自分の気にいるものを一生懸命選んだ笑’・・・。

 

普段の暮らしの外で各自楽しんでいる姿は、

どこかそれぞれいつもと違っていて、

なかなか良いものだった。

 

そして当の私は、

笑’のお茶碗探しに付き合うのは半日でギブ。(^^ゞ

昼ごはん後は、笑’を時満くんにおまかせして、

あとは1人行動をエンジョイ┏( ^o^)┛

 

陶芸家のあずうのお店で気に入った器を買って、

パン屋の瑞穂ちゃんからおやつのクラッカーとスコーンを少し買って、

他にも知った顔に会えば少し喋って、

あとは気ままにブース巡り。

 

そして最後に、作家さんのブースの並びからは離れたところにある

こじんまりしたひと気の少ない古物市で、

炎天下で参ってきたのか、もともとその予定だったのか、

お店を開いていた1人のおじさんが突然、

「よ~し、もう値下げだ~!、

 わしゃあ、これを全部売って帰りたいんだ~

 持って帰りたくないんだ~、

 全部100円にするぞう~、

 軽トラ一杯分持ってってくれたら、3000円 ヽ(;´Д`)ノ」

 

と叫んでいるのを、たまたま聞きつけることができて、

 

軽トラの後ろに満載になっている古布達の中から、

気に入った柄のものをかなり真剣に厳選して、

1000円も払わずに、

持っていた買い物かばん2つがはちきれそうになるくらいゲット。( ´艸`)

 

あとで子ども達には、

「ずいぶんおばちゃん買いしたね (@Д@;。」と笑われた。

 

「大人買い」って言ってよ、

と言ったら、

 

いや、これはどう見ても「おばちゃん買い」でしょ・・・。

 

(^o^;)。

 

 

 

 

 

 

 

 翌日は、会場で絵を描いていた画家の昌也さんが泊まりに来てくれ、

2日間で描き上げた絵を見せてくれた。

 

昔から昌也さんが描いている「緑の女の人」は、

山と一体化して、とても優しい眼をしていた。

 

泊った後の朝は「時間つぶしに」と笑いながら、

それでもちゃんとした小さなキャンバスに、

アクリル絵の具でスケッチ。

 

絵を描くのが好きなFuと笑’も、

あまり絵は描かないWacも、思わず・・・。

 

 

 

 3年前に出店をやめてから、

こうしたイベントにはほとんど顔を出さなくなり、

 

さらに杜の市は田植えや雑穀の植え替え時期と重なるので、

7~8年ぶりかな?

 

大勢が賑わう中にいることも、

知った顔に沢山一度期に会うことも久しぶりで、

おまけに「おばちゃん買い」までして、

すっかり楽しませてもらった。

 

スタッフのみなさん、

全国から集まった作家さん、

それと笑’のお茶碗選びに最後までつきあって、

私に1人行動の時間をくれた時満くん、

ありがとうございました~m(_ _ )m。

 

 
 家に戻って、翌日から猛烈畑な日々。
この1週間の速さといったら・・・・((゚m゚;)。
 
雑穀達にとっては特に大切な時期。
植え替えを終え、上手く成長期にのるまでもう少し。
 
今年は雨天気が逃げずに、
全種類の植え替えが無事終わりますように (祈)