3年前に家族4人で和合に越してきたmahoちゃんは、

bar be papa (バルバ パパ)」という屋号で、

オーガニックのお菓子と天然酵母パンを販売している。

 

工房を始めたきっかけは、

当時保育園児だった長男くんに

素朴で美味しい材料で作ったおやつを

食べてもらいたかったから。

 

徐々につながりが増えて、

最近は予約や定期便のお客さんで

平日は工房にこもって大忙しだそう。

 

 

和合小学校の運動会のパン食い競争では、

「バルバパパ」メイドのあんパンが出てくる。

 

また、クリスマスやハロウィンなどのお楽しみ会には、

mahoちゃんがクッキーを焼いて持ってきてくれる。

イベント系の日が登校日の笑’にとって、

それはひそかなお楽しみだ。

 

それにしても、公立の保育園や小学校で、

オーガニックなおやつやパンが出てくるって、

なかなかないだろうなあ。

 

 

 先日、mahoちゃん一家4人がうちに寄ってくれた時に、

うちで余っている大根や、

いっしょに殻剥きしたピーナッツを作業お礼がてらあげたら、

次の週に酵母パンとスコーンに化けて返ってきた。

 

 

さらに、笑’は触発されて、

 

 

粉だらけになりながら作ったものは、

母の育てる根菜同様、爆発気味なものの、

味はりんごの甘みが生きて美味しかった。

 

 

 

mahoちゃん、ありがとう♪

 

 

 

 

 

 2年前に家族4人で越してきたkaoriちゃんは美容師で、

和合で3人目の出産を経て、おちびさんを抱えながらも、

希望があれば自宅へ出張する美容室を開いている。

 

 

 

地元の年配の方にとったら、家まで来てもらえるのは嬉しいだろうし、

「和合価格」と称して、びっくり価格でカットしてくれるので、

この1年、私も久しぶりにショートヘアで過ごした。

 

kaoriちゃんの家族がこれから暮らしていく、新しい古い家は、

現在パートナーのIくんが、せっせと改修中している。

→kaoriちゃんのブログ

 

道から少し川に向かって降りた敷地風景は、

私達が以前暮らした「なかや」を思い出す。

 

 

 

 1年前に家族5人で越してきたsayoちゃんは、

週に1回、町内のカフェでヨガ教室を始めた。

また、地域内のお年寄りの施設でも働き始めたことも聞いた。

 

 

 

 同じく1年前に、和合小学校の親子山村留学で

娘ちゃんと和合にやってきたkanarinは、自然育児系の保母さんで、

最近和合内に数名いる幼児さんを

個人的ニーズに合わせた日にち、時間で預かるようになった。

 

それも、

ダメダメ~!を連発したり、

大人の誘導でなにかやらせるのではなく、

子どもから自然に出てくる行動を穏やかに見守り、

そのままのその子を温かく受け入れてくれる。

 

この山奥の集落に、そんな小さな小さな無認可の保育園がある。

すごいことだな~と思う。

 

kanarinのブログ

 

 

 

 和合は、街から離れた山奥にあるけれど、

こうして移住した30代の子育て中のお母さん達が

自分のやりたいことや資格を生かして

地域の中でゆるやかに

自分や家族のペースを大切にしながら働き始めたこと、

 

もちろんお父ちゃんズの協力があってのことながら、

素敵だなぁと思う。