4月1日、 雪が舞う中サブニュマのたけちゃんグループの味噌作り。

今年は4家族が集まって賑わった。

 

 

 味噌仕込みが終わったあと、

晴れ間が出たチャンスを狙って、

たけちゃんに畑ヘルプを出した。

 

 

作業は、ジャガイモを植えていたら突然出てきた

大きな石の掘り出し。

 

手で軽くひと掘りしただけでシャベルがカツンと当たったってことは、

トラクターや管理機の刃を毎回耕す度に痛めてきたってこと。

 

和合は地面の中に石が多い土地のようで、

畑にも田んぼにもたくさん埋まっていて、

掘り始めるとキリがないのだが、

見つけてしまったら、なるべくその度に出すようにしている。

 

今回はかなり大きかったので、

いっしょにジャガイモを植えていたJirも呼んだ。

 

1つ目は20kgくらいの石で掘り出せたが、

さらにその脇に、はるかに大きそうな石を発見。

 

しばらく粘り強く掘り進んでいたJirが、

「こりゃ、でかすぎて1人で掘り出すのはムリだ。」と言ってきたので、

人手待ち、保留の作業となっていた。

 

 

 畑に向かおうとしたちょうどその時、

その日宿泊予定だったU家族がやってきた。

 

初対面で、

しかも、子ども達5人を引き連れ、

後から聞いたところ、和歌山からすべて下道運転と、

相当お疲れだっただろうに、

 

「やった~!男手登場♪」

 

と迎えられ、到着早々簡単な自己紹介をしただけで、

この作業に巻き込まれることになった。

 

 

 さて、現場へ到着。

 

男性3人と中学生男子2人。

つるはしやスコップで掘り進む。

 

大体の大きさをとらえらた頃、

 

「これ、石っていうか岩レベルでしょ。」

「ユンボじゃないとキビしくない?」

という声も上がったが、

 

「え~~!、ってことは、このままになっちゃうの~~?」

 

と、そばで他のお母さん達と見学していただけの私の一言に、

 

「しょうがないな~~」

 

となり、

みんながんばってくれたおかげで、

ついにここまでに。

 

地上に顔を出している部分を写真で見ると

なんだ、って感じですが、

 

 

近くで見た全体像はこんな感じ ↓↓↓。

 

まさかここまでデカいとは想像してなかった。

 

 

で、問題はこれから。

 

畑の外に出すには、一度掘った穴から引き上げて、

運搬機に乗っけないといけないわけで・・。

 

 

そこでいったん使えそうな道具を取りに家へ戻って、

 

 

持ってきたのは、ガードレールを加工してお隣さんが作った雪かき機と、

チェーンブロックと太いワイヤー、それにロープに丸太。

 

 

みんなで知恵を出し合って、

持ってきた道具を駆使して、

 

 

 

何度か高さを変えたり、チェーンをかけかえたりした末、

なんとか持ち上がって、

 

 

やれやれと思ったのもつかの間。

 

押さえてないとひっくり返りそうな小型運搬機は、

油断でいない状態で、

 

 

それでも、

ぐらぐらしながら、なんとか畑の外へ運び、

 

 

最後は、運搬機ごと落ちそうになりながら、

なんとか畑の下の崖の下にどんがらごと、転がし落とした。

 

 

「あっぶね~~~。全員怪我なく済んで良かったね~~。」

 

ほんと、ほんと。

何かあってもおかしくなかった。

 

多分、写真では伝えられないこの作業の大変さ。終えた充実感、

 

って、私も何もしてないので、

作業に加わった人達しかわからないことと思いますが、

 

いやはや、みなさん、力を貸してくれてありがとう♪

 

 

 

 数メートル下に落ちた岩を見て、

そういえば、数か所のお借りている畑の下回りは、

こういう岩があちこちにあることをふと思いだした。

 

土手草刈りをしていると、

伸びた草に隠れたそうした岩に

草刈り機の刃が当たると刃を痛める。

 

シーズン中、同じ個所に何度も入るし、

そうした岩の場所は大体覚えてきたものの、

神経使うし、うっかりカツンと大きく当ててしまうこともあって、

その都度、「なんでこんなとこに岩があんねん!(怒)」

と、内心ブリブリしていた。

 

それが今回の岩出し作業(見学)を経て、

ここに暮した先代達もこうやって、

いや、もっと人力で、

田畑に埋まった岩を1つずつ出したのだろうなぁ~。

 

さらにさかのぼれば、

この石、岩だらけの土地を、

よく平らにして、田畑にしたなぁ~。

 

そんな風に思いを馳せてみると、

今年の草刈りは、もう少し心穏やかに

感謝の気持ちも持ちつつできる・・・

カモカモしれない・・。

 

と思ったのでありました。(笑)

 

 

 

 さて、その翌日は、

またしても雪が舞う中、半樽分×3回、4家族分の醤油搾りがあって、

 

写真が残ってませんが、

見学の人もいたので、お昼どきは20人超えくらいいたような。

 

 

一度温かくなって緩んだ身体に

この寒さはなかなか堪えました~。

 

そんな時活躍したのが、

搾り機の後ろに写っている、

最近我が家にやってきた、「新しい古いもの」その1.

 

これ、シイタケ乾燥機の一部で、

 

とってもパワーがあるストーブなことが実験してわかったとたん、

ゴミから宝に変身した。

 

 

ちなみに「新しい古いもの」その2はこちら。

 

 

「どしたの、これ? ってゆーか、何これ?」

 

「くれるって言われたから、もらった。」  (← 夫婦の会話)

 

さぁ、これは今後、なにに変身してくれるんでしょ?(笑)

 

 

 

 

 賑わいが去って、翌日から昨日から4回目の麴仕込み。

 

今年は醤油搾りが4月中も引っ張ることになり、

その分味噌作りワークショップ「味噌キャラバン」の予定が押しているので、

麴仕込みも、醤油麴リベンジを合わせると、

あと4回も残っている。

 

 

寝不足からの回復が、年々遅くなっているような気がしますが、

今回終われば半分超え。

 

がんばりマ~ス♪