春から町の消防団に入ったFu.
「地域の役割はみんな順番でやってきたんだから、やれる範囲でやってみたい。」
と、夜週2回、大会に向けての練習に出かける日々。
月末で二十歳。
この1年、もち山の管理作業にも随分かかわった。
「来年は自分で、自分のやり方で田んぼを一枚やってみたい。」
大好きな音楽活動を続けながら、
自分らしい稼ぎ方の模索も始まっている。
田植えを終えたら、再び九州へ向かうWac.
17歳の誕生日はむこうで迎える。
四苦八苦しながら自分で立ち上げた竹籠の販売サイト「竹優」の公開も
始まった。(まだ完成してないようですが。)
https://tikuyutakezaiku.blogspot.com/
注文はすでにぼちぼち頂いていて、
九州行きまでの発送を目指して、
ものすごい勢いと集中力で制作中。
一日のほとんどの時間を竹籠作りにかけている。
利き手の骨折が随分治ってきたJir。
中学生としては最後の1年は、やはり家で過ごすことを選んだ。
先日、伊那市で行われた「削ろう会」の全国大会に
2日連続見に行った。
「ずっと見てても飽きない! 超よかった!」
*削ろう会とは:極限まで薄い鉋屑を出すことを中心に、
手道具や伝統技術の可能性を追求する会
kezuroukai.jp/
腕が治って最初にしたいことは、
鉄くずやくるみを売って稼いだお金をかなりつぎ込んで
最近購入したカンナを試すこと。
・・・九州へ通うWac見てて、Jirもどこかに習いに行きたくならない?
と聞いたら、
「まだ習いに行く前に、自分で試したりできることがある。」
「自分でやれることがあるうちは、人に習う必要がない。」
と返ってきた。
私なら教わった方が速いしラク、をすぐ選ぶ。
思わず「学ぶ」ということを、考えさせられる。
「石窯はちょっとの火加減で変わるから、思い通りに焼くのが難しい。
もっといろんな種類のパンが思い通りに焼けたらいいな。」
「パン焼いたり、料理している時が楽しい。」
その時によってハード系だったり、ふんわりだったり、
確かにそれは本人の思い通りではないのだけれど、
いつも美味しい笑’のパンを、
家族全員楽しみにしている。
木工や縫物などの物作りよりも、料理の方に積極的な笑’。
くるくる動き、おちびさんなところはあい変わらずも、
もうすぐ11歳。
友達と過ごす時間もどんどん楽しくなっている。
これからどんな娘さんになっていくのか、
どんな世界に惹かれていくのか、合わせて楽しみだ。
9年間続けてきたブログを、
この冬あたりから閉じようと思うようになりました。
このブログを終わりにするにあたって、
まず4人の子ども達へ一言。
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4人のまっすぐのきらきら輝く瞳に、
いつも元気をもらってきました。
そしてふとした時に何気なく漏れた一言に
よくハッとさせられてきました。
(それは今も続いています。)
毎日の小さな気づきや出来事は、
その時は憶えているつもりでも、
ほとんど記憶の底へ埋もれていってしまう。
私のためにもそれを残したかったし、
4人の成長していく姿を、
色んな方とシェアしたいと思って書いてきました。
書いていて楽しかったです。
ある程度年齢が上がってきたみんなのことを書くことは
どうかと思って確認もしていたけれど、
イヤがらず、今まで書かせてくれてありがとう。
ブログを書き始めた9年前といえば、
まだFuが今の笑’の歳のころ。
笑’はまだもう少し先でしょうが、
3兄弟はそれぞれの道を歩み出そうとしている。
みんな本当に素敵に成長してくれたものです。
そんな風に思えることが
母として幸せです。
これからも、みんなの成長や
それぞれ選ぶ生き方を楽しみにしています。
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ブログをやめることを決めた後に、
「これからもブログを楽しみにしています。」
というようなメッセージを頂くことが何度かあって、
その度に気持ちは揺れましたが、
これからは、今までこれを書くためにあてていた時間を、
違う形で自分のために使おうと思っています。
それにしても、本当に多くの方が読みにきてくれました。
読者の方々にも、ここでありがとうの気持ちをお伝えしたいです。
このブログから得た多くのご縁は、
家族全員にとって励みとなってきました。
これからもしばらくは、
このブログを通じた出会いを頂く場面は、
でてきそうな気がしています。
これまでもご一報あれば、
初対面の方でも、旧知の方も同様に
私達の暮らしにお迎えしてきました。
日中は作業していることが多いですが、
夜はいっしょにゆっくり過ごせます。
これからもどうぞお気軽にいらしてください。
この記事を最後に、
このブログの記事は更新しない予定ですが、
ネットショップ「さわんど」は、
この先も季節限定でオープンしていきます。
12月~3月 私達が無農薬で育てた食材、えごま油などの加工品の販売
7月~9月 無農薬で育てた藍の生葉
これからも私達の暮らしの味を楽しんでください。
お店の詳細につきましては、この先こちらのサイトでご案内します。
(★次回の更新は、藍の生葉の販売が始まる7月頃の予定です。)
ということで、名残惜しくもありますが、
これで終わります。
最後までお読み頂きありがとうございました♪
井上なつめ