沖縄2日目はシンポジウム聴講後、六次化の現場視察ということで、大雨警報の中、バスを乗り継いで那覇から片道2時間半(!)、大宜味村へ。





大宜味村役場の住さんにご案内していただいて、山城茶園の山城さんを訪ねました。 





何年か前に友達からお土産でもらった山城さんのお煎茶が驚くほど爽快で喉ごしがいいのに魅了され、その秘密を知りたい!訪ねたい!と思い続けていて、念願叶っての訪問です。



沖縄県は南の方はアルカリ性の土壌でお茶づくりには適さないため、もともと北のほうでお茶は栽培されていました。


大宜味村でもかつては育てていたのですがみんな他の作物に切り替えたりしてやめてしまいました。


大宜味村に再びお茶を!と立ち上がったのが、当時は原木椎茸を栽培していた山城さん。平成17年のことでした。


比嘉さんを師匠に仰ぎ、煎茶用にはさえみどり、自信作をひねり出すため目下研究中の紅茶用にはべにふうきとべにほまれを育てています。


土作りから製造まで気持ちが行き届いています。

年々温暖化が進んで虫が出やすい環境下で無農薬栽培を行うために高圧放水をしたり、肥料もこだわりが。  


お話の中で何度も、自分が納得して自信を持って勧められるものを提供したいと仰っていたのがとても印象的でした。


畑を見ながら1時間半ほどあれこれ思いつく限り質問したのですが、あの喉ごしが感じられるお茶ができる理由は判明せず。


山城さんはご謙遜されて、そんなに違うかな?とはにかんでいらっしゃいます。

国頭マージとよばれる土壌の影響でしょうか。うーん、ナゾは深まるばかり。


次回訪問時にさらに深くお話を伺えるようツメを研ぎます。


しかしながら、沖縄で日本茶を作ることの特異性など、たいへん勉強になりました♪




満潮と重なっていたら被害が出ただろうというくらい、朝から雨が降っていたそうで、着いた時も大雨でしたが、話しているうちに空が明るくなって小雨に。






終バスが早い&本数が少ないので、お名残惜しく退散して、住さんに近くのバス停まで送っていただき再びバスの乗客に。


住さん、大雨警報も出てお忙しい中ご案内いただき本当にありがとうございました。


やはり美味しいお茶は誠実なお人柄からなんだな〜など伺ったお話を反芻しながらバスに揺られ、乗換えの名護バスターミナルに着いた瞬間に、声も聞こえないような、バケツをひっくり返したような豪雨に。






やっぱりツイてる♪



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