朝、アザーンの声でみんな目覚めたそうです。(AM3:30頃と、AM5:00頃?)
(イスラム教の人達が1日5回お祈りする時に、歌を歌うようにお祈りしている声です。生声をマイクで流してます。)
でも、私は全く気付かず!ぐっすり眠りました^^
農家にいる犬がワンワンン、キャンキャン吠えていたのは覚えてます。
早朝、農家の建物に鳥がとまっています。
空にはまだ月が・・・
少し暑いですが、気持ちのいいさわやかな朝です。
さあ~、今日は楽しみのジャスミン摘み!
1回目の朝食、フルーツを食べて、お茶を飲んで、さあ出発です。
ここは、体調が悪い人はひとりもなく、全員参加できました!
働く人達と一緒に約1時間かけてジャスミンを摘みます。
貴重な体験
歩きながら、生えている植物やハーブのお話を聞きながらフィールドへ向かいます。
ファミリーで摘んでいたり、皆お話しながら楽しそう!
辛くて過酷な労働じゃなくて良かったね。
朝は3時過ぎからここへ来て、作業しているそうです。
1人あたり、花びら3kg分で、約2ドル位と気が遠くなりますね。
(4,000~6,000花弁/Kg)
でも、地元の人たちは、仕事へ出かける前にここへ来ておしゃべりしながら作業してちょっとした収入になるので、(毎月15日おきにお金を受け取るのだとか)とても良い仕事なんだそうです。
6ヶ月間、毎晩咲き続けるので、毎日仕事があるそうです。
夜のうちに、太陽とは逆側から咲き始めて、それはそれは神秘的でとても綺麗なんだそうです。
でも、ジャスミンってこんなに枝が低かったのですね。
花びらの写真は見たことがあっても、全体的には知りませんでした。これも発見です。
よーし、沢山摘むぞ!気合十分です。
摘むのが凄く早い早い!地元のおにいさんです。
にっこり笑ってくれて、摘み方を教えてくれました。とても親切でした。
花弁をつぶさないように、根元から上手に手早く沢山摘みます。
ジャスミンの花かわいい
Jasmin は、「夜の婦人」と呼ばれているそうです。何故?
夜~朝方にかけて、とても良い香りがするからでしょうか?
私の周り、あたり一面、ジャスミンの香り・・・癒されるw~
うっとりしながら摘み取ります。
手のひら全体がジャスミンの香り~~~~うふふふ
ガイドのデイビッドもジャスミン摘みしてます。
「観光の仕事やめて、これにする。」って言って真剣に摘んでます。(笑)
それほど、楽しいです作業が終わったら、計ってもらって・・・
摘んだ量や名前を書いた引換書をもらって、15日後にお金を受け取りに来るそうです。
あんなに頑張ったのに、たったの50g
エッセンシャルオイル1滴にもならないですよね。ダメダメです。
この引換書、全く何を書いているか読めません
このロバ君は、ジャスミンを運ぶ係りです。
ここは、ハーブを育ててる?畑を耕してる?ところで、後ろには沢山の白い鳥が・・・
この鳥、「農民の友達」と呼ばれているそうで、農民が畑を耕すと、そこから出てきた虫を食べてくれるそうです。
ここにもオーガニックの秘訣を感じますね。本当に友達みたいでした。
宿舎に戻ると、おじさんが沢山ハーブを摘んできてくれていました。
あまりに似合いすぎるので、パチリ
まだAM 9:00です。
10分間程の休憩を取り、2度目の朝食を頂きます!
朝食後、今度は蒸留所見学に出発です。
敷地内にあります。
ジャスミンの保管所
早速、朝摘んだジャスミンを大きな釜みたいなのに入れます。
そして中蓋をして、ヘキサンで溶剤抽出するそうです。
ジャスミンは水蒸気蒸留方では香りがとれないそうです。
そして、蒸留所を一周。
暑い中、それ以上に熱く語るフセインさん。
途中休憩をとお願いしましたが、後10分ほどで終わるからと一気にノンストップで説明は続くのでした・・・
通訳担当のバーグ先生、大丈夫か!?体調が心配です。
また、宿舎へ戻り、今度は冷たいレモンジュースや、ハイビスカスティーを飲んで、エッセンシャルオイルの試香?です。どんな香りがするのか、皆興味津々です。
皆さんアロマセラピストらしく、かなり真剣な顔で匂いをクンクンしてました。
どうだったでしょうか?ここは上質で新鮮なエッセンシャルオイルを製造していますから、深みのある、とても良い香りでしたね。多分、日本ではなかなかないエッセンシャルオイルでしょう。。。
今日は、朝早かったので、長~い一日でした。
まだこれからランチです。
ランチはごちそうでした。ズッキーニやピーマンにライスや香辛料を詰めたもの、モロヘイヤスープ、ホムス、ピタパン、等など・・・
美味しくて、おかわり~~~!私一人で山盛り食べていました。
(ありがたいことに、胃腸が丈夫なのかもしれませんが、お腹の心配は全く無い様子の私です。エヘ)
フセインさんのアシスタントのカイロ出身で英語が上手なアンナさんのフィアンセが、昨夜ジャスミンケーキを作ってくれていました。甘くなくて、上品な味と香りで、本当に美味しいケーキでした。
この農家の養蜂所(ジャスミン畑の隣にあり、見学しました!)の、オーガニックハチミツもあります!贅沢に大きいスプーンで山盛りすくって、パンケーキに付けてペロリと食べました。
(上品な甘さでさらさら。美味しい!全員買ってました。)
↓これがそのオーガニックハチミツ
フセインさんのお嬢さんの名前がついたはちみつです。
”ソフィアの千の花”・・・可愛いネーミング。お嬢さんを本当に愛してるんですね。
ここのオーガニック農家では、3日間プログラムなど、色々企画してくれます。
もし、ご興味のある方は、是非私、清水までメール info@earoma.net にてお問い合わせ下さい。観光もあわせて、どんなリクエストでも企画が可能です。人数は何名様でも構いませんが、1人2人だと料金はかなり高くなりますので、予めご了承下さい。
(宿泊のお部屋はかわいくて、きれいですが、エアコンとドライヤーと、バスタブはありません。田舎なので、虫はいます。それでもオッケーなら3日間でも4日間でもプログラムを立てることは可能です。)
さあ、ランチを食べて、はちみつやエッセンシャルオイルがブレンドされたボディーオイル等、お買物をして、ゆっくり寛いだ後は、その昔、クレオパトラが住んでいた、ヨーロッパの香りがする地中海の街、アレキサンドリアへ向かいます。
約2時間、バスの旅です。。。景色はアラビアの田園風景があたり一面でステキです。あの、背の高いなつめやしの木がその雰囲気をかもしだしています。
そして、アレキサンドリアに到着したとたん、目の前に地中海が広がり、みんな大喜びでした
海岸通りをまっすぐ走ります。今日はもうホテルへ行ってディナーで解散でしたが、明日、香水屋さんへ行きたいとのリクエストがあったので、時間のロスタイムを考えて、明日の観光のモンタザ宮殿だけ車窓観光しました。
ホテルは、モンタザ宮殿のすぐ向かい側、古いですが、海岸沿いに建つ5つ星ホテルの「モンザシェラトンホテル」です。
本当はオーガニックファームにもう1泊でしたが、エアコンが無いと聞き、セレブなお嬢様方には、つらいと思い、出発前早い段階で急遽、料金を変更しないで5つ星ホテル&ディナー付きへ変更してもらいました。
農家から5つ星ホテルなので、お部屋の眺めとか、リクエストなんてできません。それだけで贅沢です。
エアコンとバスタブ、ドライヤー、冷蔵庫、電話とミニバーがあれば、農家よりはいいでしょう。
と思っていたら、アシスタントのジョンが頑張って交渉してくれたらしく、ガイドのデイビッドさんが、「今日はシービューです」と
え~~~本当に!嬉しいラッキー
アップグレードのアップグレードです。
お客様は皆ラッキーですね。
でも、オーシャンビューと勘違いされていた方がいらっしゃって、期待したらしく、がっかりされてました。
ここで、これ以上の贅沢はご法度です。料金以上の事をしておりますので。
こういう時は、何も言わない方がかえっていいですね。変に期待されると困るので、今度から言わない事にします。
宮殿側で、海が見えたお部屋もあったようです。
そのお部屋の方、宮殿ビュー&シービューで本当にラッキーでしたね
だけど、もう部屋は満室で、アシスタントのジョンだけ別のホテルに泊まったそうです。トホホ・・・頑張ったのにかわいそう~
私の部屋からの眺め
絶対にボロボロのビルしか見えないと思っていたので、素敵です。ジョン、デイビッド、ありがとう
でも、やっぱり、早朝からアザーンがながれてました
皆寝不足にならないのかしら?
夜は、ホテルのレストランからプールサイドと地中海の夕日を見ながらロマンチックな気分でディナーです。
今日はチキン、ビーフ、シーフードから選べます。私はシーフードにしました。だけど、ランチを食べすぎた私は、一口で終了。
さすがに私でも無理でした。。。
その後、ホテルのショップへ立ち寄り、部屋へ。
今日は朝から良く働いて、疲れたので、夜はベッドに一目散、バタンキューであっという間に寝ました。
バーグ先生、皆さん、本当にお疲れさまでした。
この頃から、体調に異変のある方がちらほら、あと少し、頑張ろう!そして楽しもう!
明日は、アレキサンドリア観光、そして、カイロへ戻り香水屋さん見学です。
カイロまでは約3時間。今日の疲れは今日のうちに取りましょう~