時間が解決することがあるというけれど、実際そうだった。
あの当時、絶望の淵にいながらこんなことを言っていた。
この言葉どおり 私は思い出のカケラを集めて来た。
江ノ島も日光も箱根も京都も。
タワレコやHMV、ライブ会場、イベント現場。いつでもどこでも“りななん連れて来た”と言っては、君の存在を確かめてきた。そして新しい思い出を作ってきた。
それを「変わらずやってきた」ことで結果的に「今も存在を感じられて」いる。
この6年で新しい関係性を築けた。
当時こんなことを言っている。
きちんと、とことん悲しんで、その後から少しずつ歌を聴いていこうかなと。そうしたら新しい環境や人間関係の中で、また自分自身を作っていける気がします。人より時間がかかると思いますが(実際かかっていますが)、焦らず、やっていきたい。
実際、そうだった。
今のエビ中を応援することが松野莉奈さんに繋がると信じてきたし、存在を感じることは何度もあった。そのひとつが「りななん連れて来た」であり、ライブに足を運ぶことだった。これだけは続けてきてよかったと思う。
2022年12月をもって、私とエビ中を繋ぐ役割を果たしていた柏木ひなたがいなくなった。この先どうなるのだろうと心配したが、先日の低学年フリーライブは楽しかった。それこそ5人とも「松野さんを知らない」メンバー。私も2018年頃は「知らない人が入る」恐れがあったが、今は受容し、それを楽しんでいる。何より、人が変わっても、変わらないものを受け継いでいる気がするから。
この先、特別に誰かを推すことはないにしても、グループの10人を温かく見守りたい。
自分を見つめ直す。今、その時の感情を書き留めておきたい。何か書かないと心が持たない。
2017年3月、様々な理由で始めたこのブログ。
書きながら、彼女たちとは離別すると思っていた。現状を否定することもあった。これが最後だと決めたこともあった。それでも優しく手を差し伸べてくれた方々のおかげで、6年もの時間を過ごし、今に至っている。
きちんと向き合うことで、新しい関係性を作ることができた。
ブログの目的は達成できたと思う。なので、区切りの今日2月8日で終わりとする。
6年間色々あったけれど、よくぞここまで再生できた。たくさんの人に感謝したい。