自分を生きる
意識を外側の世界から、自分の内側に向けて生きていく
すなわち、自分軸で生きていくと・・
世界の捉え方が変わり、映し出す現実もシンクロに溢れ、想いの現実化も早くなっていくようです
例えば、私事ですが・・
先日、世界的に活躍されている日本画家である千住博さんの高野山金剛峯寺襖絵制作のドキュメンタリー「空海の宇宙を描く」という番組を観て・・
(高野山金剛峰寺襖絵・断崖図)
1000年前から続く日本画の技法を守る千住さんの真摯な姿勢や、また新たな発想で日本画を探究されている姿勢、
実際に水を流してから顔料を流して描く”瀧”や、和紙を揉んでできた皺に顔料や水を流して描く”断崖”の制作風景、
そして、完成していく”瀧”や”断崖”の絵の神秘的な美しさに、心から深く感動したのです
(高野山金剛峰寺襖絵・瀧図)
観終わった後、「千住さんの描かれたこの襖絵をぜひ観てみたい」と思ったのです。
でも、実際に金剛峰寺で観られるのは、もう少し先のようで・・
ならば、千住さんの作品が観られるところをとネット検索してみると・・
なんと
高知のお隣の愛媛の県立美術館で、”高野山金剛峰寺 襖絵完成記念 千住博展”が開催されているとの情報が
しかも、残り数日で終了いうタイミング(笑)
さらに、展覧会終了4日前に、たまたま両親と高知市内に宿泊する予定があり
帰りの日に愛媛県立美術館に立ち寄ることができたのです~
実際に、高野山金剛峯寺へ奉納される総延長17メートルの《断崖図》 、25メートルの《瀧図》の圧巻の襖絵を前にすると・・
”静寂の滝”や”神秘の断崖”の奥から空海の真理の声が聴こえてくるような・・美しくも不動の世界を感じました。
そしてまた、千住博さんが探求されている”内なる美”に触れさせていただけたような気がして、心が洗われました
”自分を生きる”
偽りのない本当の自分で生きるとき、人生の流れはとてもスムーズになっていくのが分かります。
心から湧き上がる想いは叶っていき、愛と調和の波動と共鳴していくことができるのでしょう。
千住博さんの美しい世界と出逢えたこと、共鳴できたことがとても嬉しかったです
これからも、美しい世界と出逢えるよう
自分の内なる声を聴き
自分の世界を生きていきます