【経緯】

健康診断のレントゲン検査で胸部異常が見つかり精密検査後、悪性腫瘍が発見。


煙草・飲酒もしないのですが、前縦隔腫瘍の『胸腺がん』と呼ばれるもので医学的にも発生原因は未解明。(胸腺がんは百万人に一人程度の確率)


この病気は手術が可能なら、胸開手術による腫瘍切除(治療)と同時に診断も行なわれるため、25cmほど「胸骨正中切開手術」で、握り拳ほどの腫瘍と浸潤していた心臓の被膜を切除。(手術時には自然縮退しており、肺の切除までには至らず)


当時息子は15ヶ月のため、遠方より両親と兄がきてくれ手術に立ち上ってくれました。


【詳細】

2014.10.22(水)

    健康診断 〔大久保〕で胸部異常発見

10.30(木)

    数ヶ月、深夜残業と寝泊まり続きだったが、この日だけは不思議と会社に着く直前の駅で途中下車し、引き返して飛び込みで数時間待ち精密検査を受診〔某市民病院〕

    翌日、悪性腫瘍であることの説明と大学病院を紹介頂く

腫瘍が心臓に巻きついているため、難しい手術になり術後の職場復帰は難しいだろうと説明

11.5(水)

    精密検査〔某大学病院・呼吸器科〕

11.7(金)

    精密検査 (麻酔科、他)

11.11(火)

    休職手続きや残務整理のため出社。その後、自宅療養に入る

11.26(水)

    CT検査及び手術内容を医師から説明頂き同意書記入

画像上、自然縮退していたため、来年の手術でもいいかと提案があったが、なる早の手術を要請

(この時点では胸腺腫の見立てでした)

11.28(金)

    入院 (各種検査)

12.1(月)

    手術 8時半~12時位《術後はHCU滞在》鎮痛剤の副作用か数回吐き、深夜に体調急変し、サチュレーション低下もかろうじて回復

※「クレイドル」というコルセットで胸を締め付けすぎていたのが原因ぽく、緩めたら回復

(その後、翌7時までは絶飲のため、喉が渇く)

参考情報:「クレイドル」は一万円と高額

12.2(火)

    病室復帰直後にも吐き衰弱。尿管、点滴など管を徐々に外し歩行訓練開始

12.5(金)

    鼓動が早く息苦しく痰だしが辛い状態

    右肩から管を入れ、肺に溜まっていた血混じりの水を抜く(胸の鼓動元に戻る)

※血を抜く前は、夜中に起きてうわ言を言っていたらしい

12.8(月)

    右肩のドレーン抜く

12.9(火)夜

    術後はじめて安眠。

12.11(木)

    ワイヤー20個取り外し

12.12(金)

    退院

2015.1

    病理検査結果

 「胸腺がん」扁平上皮がん ステージⅡ~Ⅲ

    放射線、抗がん剤の追加治療はなしで経過観察判断

・2015.2月

    3ヶ月目検査は異常なし


以上

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「胸骨正中切開手術」1週間後くらい
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胸水は今も溜まったままで、胸骨ワイヤーは「ステンレス製」のリングワイヤーのため、MRI出来なくなりました。※「チタン製」なら問題ないそうです。

胸骨ワイヤー、登録番号SW9-BR106

販売元 ミクロ

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以上