その天才的手法とは? | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。

 

病気とココロの関係を探る

カウンセリングを30年間、

3万件以上おこなってきた中で

 

僕が、世界のどんな心理療法を

参考にしてきたのかと言えば、

 

いちばんは、

なんと言っても

ミルトン・エリクソンです。

 

 

アメリカの精神科医であり、

20世紀最高と言われた

天才心理療法家。

 

斬新な手法を用いたことで

知られており、

 

とくに催眠療法の分野で

それまでとはまったく異なる

催眠の方法を開発したことで


エリクソンは

「現代催眠療法の父」と

呼ばれています。


***

 

エリクソンの催眠療法は、

従来の催眠療法のように、

「あなたはだんだん眠くなる」

などを使わず、


一見、ふつうの会話を

しているように見えながら、

催眠と同じ原理を使って、

相手を変化させていくというものです。


「治療に抵抗する

クライアントなどいない。

柔軟性に欠ける

セラピストがいるだけだ」


エリクソンのこの言葉は、

ミルトンエリクソン療法の

核となる考え方であり、

 

この考え方に沿って

クライアントの「心理的抵抗」を

起こさないための

さまざまな技法を編み出しました。


***

 

ミルトンは、

ふつうは「問題」と

思うようなクライアントの行動、

あるいは「症状」さえも、

 

それを解決するための能力

として使ってしまいます。

 

これを「ユーティライゼーション」

(利用できるものはなんでも利用する)」

といいます。

 

僕は、この発想をヒントに、

 

おのころ心平 - ココロとカラダの交差点  

 

という本を書いたほどです。

 

さらには、

精神分析的な方法でよくみられる

原因を過去に求めて、

その解釈を続けていく手法は使わず、

 

クライアントに対して

すぐに取り組むべき課題を出し、

短期間で問題を解決していく

というアプローチも生み出しました。

 

こうした革命的とも言える

ミルトンエリクソン療法のスタイルは、

ナラティブセラピーや

短期療法、家族療法など

多くの療法や流派の源流

となっています。

 

現在、心理学の分野以外の

医療や教育、スポーツなどの

分野でも活用されるようなった

NLP(神経言語プログラミング)も、

 

もとは、エリクソンに学んだ

ジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーの

二人によってつくられたものです。

 

***

 

日本においても、現役ドクターが
エリクソンの手法を応用して、

ホリスティックコミュニケーションという名の

革新的スキルを展開しています。

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※詳しくは、コチラから。