「虎に翼」第21回~第5週「朝雨は女の腕まくり?」 | 日々のダダ漏れ

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「虎に翼」 第21回

第5週「朝雨は女の腕まくり

 

 

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共亜事件。
現職大臣など、

政界財界の大物たちが
連日逮捕されていきました。
不正な株取引で得た利益を

政界にばらまいたとする、

贈収賄の容疑です。

直言も、取り引きの実務を

担ったとして逮捕され、

予審にかけられています。

花江) 予審て?
寅子) 本格的な裁判の前に
 行われる審判のこと。
優三) 予審が終わるまで、
 どんな審判がされるのか、
 何もわからないんです。

 

**********


梅子) お願いします。
 猪爪さんの弁護を、引き受けて
 いただけませんか。
徹男) 官僚や大臣を逮捕すると
 いうことは、確実に有罪を立証
 できる自信が検察にあるという
 ことだ。
徹太) 共亜事件の被告たちは、
 いわば国民の敵。


**********

直言が拘留されてからずっと、
寅子は大学に行くことができて
いませんでした。


寅子) わっ!
花岡) 静かに。

(落下する音)
穂高) ああ~っ! あたたた…!
花岡) 大丈夫ですか?
穂高) いたたた…。
寅子) 穂高先生!?
穂高) あたたたた…。


**********


穂高) いや~面目ない。
花岡) ありがとうございます。
寅子) まだついてる。
花岡) あっ、ありがとう。


**********

穂高) すまないね、花岡君。表に
 記者がいるから裏に回ろうなんて、
 私が言い出したばっかりに。
花岡) ああ、いえ。
穂高) うっ…あたたたたた…。
優三) 先生、大丈夫ですか。
穂高) ハハハ、大丈夫。大丈夫。
 はるさん。
はる) はい。
穂高) 寅子君。
寅子) はい。
穂高) 私に、やらせてくれないか。
寅子) えっ?
穂高) 猪爪直言君の、弁護人を。
 一緒に、直言君を助けよう
 じゃないか。


**********

優三) ありがとうございます。
 僕の力では、なかなか、
 弁護士を見つけられなくて。
穂高) お礼なら、花岡君に
 言ってくれたまえ。
寅子) えっ?
穂高) 授業のあとに、
 提案されたんだよ。いや、
 「目から鱗」だったよ。
 まあ、刑事事件は私の

 専門外ではあるんだが。
はる) 先生が味方ならば、
 心強いですわ。
優三) ありがとうございます。
花岡) お兄さん、
 顔を上げてください。
優三) あっ、いや…
 僕はお兄さんでは…。
花岡) えっ?
優三) 僕は、ただの、書生です。
寅子) ただのじゃないです。
 優三さんは家族ですよ。
 できることは、何でもします。
 まずは、何をすれば。
穂高) 学生の本分は何かね?
優三・花岡) 学業です。
穂高) そのとおり。
 学校に来なさい。
 君の居場所は、決して、
 失われてはいないからね。
寅子) はい。


**********

寅子) 皆さん、ご心配をおかけ
 してごめんなさい。この先も、
 ご迷惑かけることもあると…。
よね) つくづく運のないやつだな。
寅子) はて?
涼子) あら、むしろ幸運なん
 じゃなくって?
寅子) はて?
梅子) 民事訴訟法。抜き打ち的に
 試験があるんですって。
寅子) えっ?
よね) お前もせいぜい、あがけ。


ノートのみんなの文字を見て、
味方だ、と言われた気がして、
じわじわきている、寅子。


実は、
昨日こんなことがありました。


(回想)
稲垣) 今猪爪に来られても、
 困るだろうに。
小橋) というか、来られないだろ、
 恥ずかしくて。俺ならさっさと
 退学届けを出すけどな。
 うっ! うあっ!
(悲鳴)
轟) これ以上続けるなら、殴る!
小橋) もう殴ってる!


轟のおかげかは分かりませんが、
寅子の大学生活は無事、
再開されたのでした。


**********

寅子) あの、花岡さん。
 あの…ありがとう。
 昨日も今日も、何もかも。
花岡) 俺は、一刻も早く君は大学
 に戻るべきだと思っていた。家ま
 で行こうとも思ったが、俺が訪問
 したら変に目立ってしまう。それ
 に君の気持ちも考えず、無理に大
 学に連れていくのもどうかと。
寅子) ええ、まあ。
花岡) 記者の目から君を守るには、
 やはり家まで迎えに行くべきなの
 か。そもそも君が俺に守られたく
 ないかもしれない。…など日々考
 えていて、待っているだけでは駄
 目だと気付き、穂高先生に声をか
 けて。
寅子) フフフ。
花岡) 笑うなよ。
寅子) フフフ、ごめんなさい。
 不器用でいろいろ考え過ぎちゃう
 人なのね。本当の花岡さんは。
花岡) そうか。


**********

若島男爵をはじめとする、
現職大臣の逮捕により、
藤倉内閣は、
総辞職に追い込まれました。


日和田) 違う!
 まだそんなことを言うか!
 君の証言で、

 全員を釈放できるんだ。

**********

日和田) 予審は滞りなく
 進んでおります。
水沼) ん…ご苦労ご苦労。


**********

昭和十年(1935)年・十月

直言が逮捕されから4か月。
手紙も電報も、一通も
送られてきていません。


寅子) お母さん!
はる) 何ですか朝から騒々しい。
寅子) これ!
はる) えっ…はっ…。


予審が終了し、16名の被告人

全員が、裁判にかけられること

になりました。

寅子) 「帝都銀行経理第一課長
 猪爪直言は、贈賄罪で起訴。
 罪を、自白した」。


**********

直道) お~いいぞ。
直明) お~いいね。フフフフ。
 お父さんだ!
直道) お帰りなさい。
一同) お帰りなさい。
寅子) お父さん?
はる) あなた、お帰りなさい。
直言) すまない…。
寅子) お父さん?
直道) いいって、俺たちには
 分かってる。父さんが犯罪
 なんてできるはずが…。
直言) やったんだ。俺はとんで

 もないことをしてしまった。お前

 たちに合わせる顔がない。

 すまない!
(直言がはなをすする音)
直言) すまない。
優三) 顔を上げてください。
 直明君も見ています。


予審で罪を認めた以上、
それを覆すことは、
極めて困難なことです。


穂高) 君たちが用意したの?
 はるさんの教育のたまものだね。
花江) トラちゃん、お酒おつぎして。
直明) トラ。
優三) じゃあ、僕が。
寅子) 先生。父は、本当に罪を
 犯したのでしょうか?
穂高) どうも、直言君の態度は
 すっきりしない。だが、罪を自
 白している。私が何を聞いても、
 「私がやりました」の一点張りな
 のも事実だ。本人が罪を認めてい
 る以上、無罪を争うことはできな
 い。だが君たち、家族となれば話 
 は別だ。君にしかできないことが
 ある。わかるね?
寅子) 私にしか、できないこと。
穂高) 直言君の口から、何があっ
 たのかいわれなき罪を背負って
 いるならば、そのことを聞き出し
 てほしい。
直道) いわれなき罪って…。
穂高) それで、初公判までの
 私の動きも変わる。わかるね?
寅子) はい。

(足音)
はる) 申し訳ありません。
 夫は少し横になっていたい
 そうです。
穂高) ああ、久しぶりの我が家だ。
 ゆっくりさせてやりましょう。
 ささ、せっかくの、ごちそうだ。
 いただこうじゃないか。
寅子) いただきます。
優三) いただきます。


**********

はる) 先生お帰りになりましたよ。
直言) ああ。
はる) お食事、ここに置きますね。
直言) すまない。
はる) あなた。
直言) すまない。

 

**********

 

超簡単感想で♪

 

私には分かる。直言さんは無罪!

大丈夫って思っているけれど・・・

どんな風に描かれるのか、楽しみ。

 

 

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