「虎に翼」第23回~第5週「朝雨は女の腕まくり?」 | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「虎に翼」 第23回

第5週「朝雨は女の腕まくり

 

 

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錦田) 穂高先生、何をたくらんで

 らっしゃるんですか?

穂高) 私は依頼人の、無罪を

 主張しようと思ってる。

(ざわめき)

錦田) う~ん・・・。

(弁護士たちの反応を見る寅子)

寅子) はて?

 

**********

 

<雲野法律事務所>

雲野) はいこれ。

寅子) ありがとうございます。

 

**********

 

(調書を書き写す寅子)

(その姿に微笑む雲野)

 

(回想)

寅子) 今の「う~ん」は、「そんなこ

 と言われても、予審の結果はそうそう

 覆せないぞ」、の「う~ん」ですか?

錦田) 君は?

穂高) 寅子君は明律大学で、

 法律を学んでいてね。

寅子) 唸りたくなるのも、もちろん、

 分かります。今までさんざん授業で

 習ってきましたから。でもそれは、

 真実から目を背ける理由にはなら

 ないはずです。法は、強気者が弱

 き者を虐げるためのものじゃない。

 法は、正しい者を守るものだって、

 私は信じたいんです。

(大先輩弁護士たちが、

 握手で寅子を激励する)

 

**********

 

<大学の教室>

涼子) 若島大臣邸の訪問記録です。

梅子) さすが涼子様、大臣と

 つながりがあるだなんて。

涼子) お父様がいろいろ手を

 回してくださったの。

轟) どうだ?

寅子) 父が、大臣邸に訪れて、

 金品を渡したとされる日に、

 訪問記録はありません!

よね) よしっ!

香淑・梅子) あ~!

 

**********

 

<法曹会館>

穂高) なるほど・・・

 訪問記録との矛盾か。

寅子) 裁判のお役に立つか

 分かりませんが、

錦田) やってみる価値はある。

寅子) よかったです。

(ラウンジの奥に寅子の目がとまる)

 

**********

 

<廊下>

梅子) 決定的な大きな証拠が

 バ~ンと見つかる、なんてこと

 は起きないものね。

よね) 当たり前だろ。

香淑) でも、あの資料だけでも

 十分役に立ちますよ。

涼子) タイム イズ マネーと

 いいますものね。

寅子) うん、ありがとう。

 ごめんなさい。

 皆さん先に帰ってて。

 

**********

 

(ラウンジに戻る寅子)

寅子) あの。

竹中) ん?

寅子) 以前、明律大学女子部に

 取材に来てくださった方ですよね?

竹中) またお前か。

寅子) 私の父は、共亜事件の

 被告人の一人です。

竹中) はっ?

花岡) おい、

 そんな話をしてどうする。

寅子) 決まってるでしょ。

 記事にしてもらうの。

 世間の人たちは、父を、涜職に手を

 染めた悪人だと思っている。世の中

 の目が、少しでも変われば・・・。

竹中) 変わるかそんなもん。

 ガキが足突っ込んでいい事件じゃ

 ない。そんな記事が出たら、お前も

 どうなるかわからねえぞ。あっ・・・す

 いません。ありがとうございました。

(出ていく記者の竹中)

男性) あの・・・今のお話、

 詳しくお伺いしても?

寅子) あっ・・・。

 

**********

 

(新聞に寅子の記事)

(「父の無罪を信じる女子

 法学生」 の見出し)

はる) またこんな取材を

 勝手に受けて。

穂高) 寅子君も、

 必死なんだろうね。

 どうだい。少しは、心境に

 変化はあったかね?

直言) 申し訳ございません。私は

 証言を変えるつもりはありません。

 

**********

 

(署名を募る久保田たち)

小泉) 共亜事件の、公正な裁判を

 求める署名に、ご協力お願いいた

 します。

女性) ご協力お願いします。

女性) ありがとう。

中山) ありがとう。

久保田) ありがとうございます。

中山) 署名ご協力お願いします。

久保田) ありがとうございます。

中山) 署名ご協力お願いします。

久保田) ありがとう。

 

**********

 

<書店>

佐伯) 女子部の子らから話は

 聞いてるよ。頑張ってね。

寅子) ありがとうございます。

 そうだ、優三さんに頼んで銀行

 の皆さんにも署名していただこ

 うかしら?

花岡) 待って。さっきから

 誰かがついてきてる。

寅子) えっ?

(寅子と花岡の前に2人組の

 男が現れる)

男性) こんにちは。

(寅子と逃げる花岡)

寅子) あっ! ごめんなさい! 

 あっ…。

(包みを落としてしまう寅子)

花岡) ほっとけ!

寅子) 駄目!

花岡) やめろ!

寅子) 離して! 返して!

竹中) は~いそこまで~。

男性) 何だおめえおら。

(男を投げ飛ばす竹中)

竹中) まだ続けるか? おら。

(写真を撮るカメラマン)

竹中) 新聞載せるぞこら!

(シャッター音)

(寅子を見る竹中)

竹中) 言ったろ。ガキが足突っ

 込んでいい事件じゃない。

寅子) 父の事件について何か、

 ご存じなんですか?

竹中) お前の父親なんて最初

 から誰も見ちゃいない。ただ、

 ああいうやつらは小さな火の

 粉も全力で消しにかかるのさ。

花岡) ああいうやつら?

竹中) お前らどうせ、共亜事件が

 起きたせいで、内閣が総辞職した

 と思ってるだろ。

寅子) 何か、間違ってますか?

竹中) 逆だ。内閣を総辞職させたい

 やつらが共亜事件を起こしたんだよ。

 俺の見立てじゃ…。検察畑出身の貴

 族院議員、水沼淳三郎辺りだろう。

 この国はどんどん傾いていくぜ。

 ハハ。お前がピ~ピ~騒いだところ

 でどうにもならない。目障りだから

 これ以上動くな。動くと死ぬぞ。

 

**********

 

<法曹会館>

錦田) しばらく、

 おとなしくしておけ。

 お友達にも、そう伝えなさい。

寅子) それじゃあ、脅しに

 屈しろってことですか?

穂高) 寅子君も、仲間を傷つけ

 たいわけじゃないんだろ?

寅子) それは…。

穂高) あとは、

 私たちに任せなさい。

 花岡君、彼女を頼むぞ。

花岡) はい。

 

**********

 

(寅子の記事の新聞を広げ、

 爪を切っている水沼)

(せきこみ)

(爪を切る音)

 

**********

 

<裁判所の、人気のないテラス>

武井) 桂場く~ん、ちょっといいかね?

 えらい事件を引き受けることになってね。

 君の法曹としての人生を左右するかも

 しれないが、助けてくれるか?

(手つかずの団子を手に、

 武井裁判長を見る桂場)

 

**********

 

(郵便受けからハガキを取り出すはる)

(玄関に入る手前で足が止まる)

(「公判期日召喚状」の文字)

 

第1回公判は、昭和11年、

1月に決まりました。

 

**********

 

<第一回公判>

(16人の被告の中に直言)

(張りつめた寅子とはる)

男性) 起立。

(武井裁判長の隣に、法服姿の桂場)

(ギョッとする寅子)

 

(回想)

桂場) 今君が先陣を切って血を流し

 たとしても、何の報いもないだろう。

はる) お黙んなさい!

寅子) お母さん!

桂場) お母さん!?

 

思わぬ形で、桂場等一郎と

再会を果たしました。

 

(絶望するはる)

武井) 開廷します。被告人一同

 起立。順に氏名と生年月日を。 

(検察席に日和田)

(扇子で手をたたく音)

直言) 猪爪、直言。

 明治14年、9月17日。

(扇子で手をたたく音)

武井) 住所、本籍は。

直言) 東京市、麻布区…

 笄町(こうがいちょう)…。

(扇子で手をたたく音)

直言) はっ…。

(崩れる直言)

男性) 猪爪君!

寅子) お父さん!

男性) 静粛に! 

武井) 被告人を医務室へ。

 退廷させてください。

桂場) 被告人の回復を待って、

 再開します。

(立ち上がる竹中)

竹中) おい。

 また足突っ込むぞ、娘さん。

桂場) 静かに。

竹中) あんたがそんなんじゃ、

 また襲われるぞ。

直言) えっ? えっ…。

桂場) 私語は慎みなさい。

はる) 寅子、今のどういうこと?

寅子) 何でもない。

 

**********

 

<医務室>

直言) どういうことです?

 寅子が襲われたって。

 先生何かご存じなんですよね?

穂高) 寅子君に、

 口止めされていてね。

直言) 口止めって…

 えっ、そんな大事なことを、

 親の私に隠すなんて…。

穂高) 隠したくもなるだろ、そりゃ。

 怖かったと、泣きついたりできると

 思うかね? …と、これは、かつての

 師の言葉として、聞き流してほしい。

 あとは弁護人として、君がどっちに

 転ぼうと、任せてほしい。できる限

 りの仕事はする。怖いんですよ、あ

 いつらに逆らうのが。またあそこに

 戻るのが。

 

(回想)

(扇子で机をたたく音)

日和田) まだそんなことを言うか!

 

(回想)

日和田) 君の証言で、

 全員を釈放できるんだ。

 

(回想)

日和田) 全員を釈放できるんだ。

(扇子で机をたたく音)

 

直言) 情けなく思われるで

 しょうが、私は…私は…。

穂高) そんなことには絶対に

 させない。絶対にだ!

 

**********

 

<法廷>

日和田) よって、帝都銀行、経理第一

 課長、猪爪直言は、株券、および金品

 の供与、またこれを幇助した、贈賄の

 罪に問われるものであります。

武井) 被告人は起訴事実について、

 罪を認めますか?

(傍聴席を振り返る直言)

直言) ごめんな、トラ。

 

**********

 

超簡単感想で♪

 

モデルとなった事件があるわけで・・・。

ホント、ロクデモナイなあって、思う。

少しずつ、少しずつ、ずっと戦いは続

いてきたし、続いているんだなあ・・・。

 

 

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