【転載】  盲動犬が必要なくなる時代 | 保護犬パオとガーデニング日和

保護犬パオとガーデニング日和

東京在住50代前半の専業主婦です。ポメをこよなく愛し ガーデニングが趣味です。
ガガ様と同じ病気。 線維筋痛症を発症して17年です。
痛みと闘いながら 保護犬3頭をみています。
犬は 私も元気の素です。
お空組 7頭も見守ってくれていると思います。

 

 

 

ぜひ、一日でも早く

実用化してほしいと思います笑顔

 

 

 

 

「チーム殺処分ゼロ」 さまより転載です。

http://satsuzerozero.blog.fc2.com/blog-entry-2351.html

 

 

「盲導犬が必要なくなる時代、 

5年後目指し実用化「杖型ロボの実証実験

〜大阪市立大」

 

 

盲導犬の必要性が最近、論議される事が
多くなりました。
犬には大きなストレスになっているのは
明らかです。
ただ、目の不自由な方にとっては
外出の補助として必要な存在なのだと思います。

杖型ロボット
↑写真出展元:yomi.Dr https://goo.gl/ufnurB

数年前から研究されていたのだと思いますが
ついに5年後の実用化を目指して
人証実験が行われたそうです。

これだけIT化された現代ですから
十分可能だと思います。
早く実現化されて盲導犬が必要なくなる
時代になってもらいたいと思います。

 

 

 

・・・・ 記事転載ここから・・・・

視覚障害者の歩くコースを盲導犬のように
先導するつえ型ロボットを大阪市立大のチームが開発し
15日、大阪・南港の大型商業施設

「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」で
実証実験を行った。
5年後の実用化を目指す。



 視覚障害者が歩く際に使う白杖(はくじょう)を
ヒントに考案。

長さ1・1メートルのつえの先に
直径17センチの車輪を2個取り付けた。

 


周辺の地図情報が入力されており、レーザーを
周囲に照射して、壁などの位置関係から自らの場所を把握する。

 利用者が車輪を転がしながら進むと、
あらかじめ決めたコースに沿って、
車輪が自動的に左右に動き、柱などを
よけながら目的地まで案内する仕組みだ。

後略

・・・・記事転載ここまで・・・・


記事元:gooニュース https://goo.gl/FZ5aVj

 

 

 

ハートハートハートハートハートハートハートハート

 

以前もご紹介させていただきましたが・・・。

 

 

「豹変した盲導犬」

 

 

毎朝、私が通勤する途中に、見かけていた盲導犬。

交通量の多い交差点で、いつも彼が信号待ちをしている時間。

 私は、「やっぱり盲導犬は凄いなぁ。素質があるよねぇ」
と思いながら、ニコニコと、その横を車で通過します。

獣医といえども、盲導犬を見る事は、なかなかありません。

それはとても印象的な、それでいて毎日続く、不思議な風景でした。

出会いは、突然やってきました。

ある日、そんな盲導犬の彼が、ひょんな事から私の患者になりました。盲導犬の管理は非常に厳しく、月に1回の健康診断、爪の確認、足裏の毛刈り、肛門腺に予防関係に・・・

 とにかく、飼い主さんに危険が及ばないよう、完璧な状況下で、任務がこなせるように、メンテナンスされています。

 もちろん優秀な盲導犬。

爪切りでも自分から足を差し出すほどで、全ての診察は、非常にスムーズに進みます。

ところがある日、彼の本当の姿を見る事になるのです。

それは、正確に体重を測ってみましょうか・・・ と盲導犬の補助器具を全て外した時のことでした。

 豹変した彼。

彼は一目散に、病院を駆け巡りました。

そして病院内の看護師、獣医一人ひとりに挨拶をするように、じゃれて、グルグル回って、伏せをしたと思いきや飛びかかってきて、また次の人の所へ・・・

 そう、これが彼の本当の姿だったのです。

本当は、人と一緒に、思い切り遊びたくて、走り回りたくて、普通の犬としての暮らしにあこがれを持っていた。

 こんな彼に与えられた使命、盲導犬。

長い間、ずっと抑えていた感情だったのでしょう。

そんな彼の本当の姿を露わ(あらわ)にした原因、

それは・・・ 間違いなく、彼に付けられていた補助器具でしょう。

それを付けている間、彼は「プロ」なのです。何があっても、飼い主さんを守り、自分の使命を果たさなければなりません。

 飼い主さんの

「いつもごめんなぁ・・・ ごめんなぁ・・・先生、少しだけ、この子を自由にさせてあげて良いですか?」という言葉が、重く心に残っています。

飼い主さんは、きっとこの子の気持ちに、ずっと気付いていたのでしょう。

信頼で結ばれた強い関係。本当は遊びたいし走りたい・・・

 けれども誇りを持って、毎日仕事を続ける盲導犬に、強く感銘を受けることとなりました。

 それから・・・ 今でも、毎朝彼の姿を、交通量の多い交差点で見かけます。

しつこいですが、「素質」などと安易な言葉で、彼を評価していた私自身に、今でも苛立ちを隠せません。

そんな簡単なものではないのです。

 彼は毎月、病院に来た時だけ、補助器具を外し、ほんの数分だけ、みんなに挨拶しに行く、自由を与えられています。

私たちも精一杯、彼と挨拶します。

犬は本当にすごいです。

獣医になって良かったと思います。

 

※画像お借りしました