自爪育成ネイリスト

平松一美です。
 
今日は、ネイリストのお仕事
についてのお話です。
 

 
 
ネイリストってしあわせな仕事?

 

ネイルサロンはたくさんあるし

ネイリストの数もかなりたくさん居ますが

このお仕事をしていて

「はぁ~、しあわせ♡」

って心から思えている人って

どれぐらい居るのかな?

って漠然と思います。

 

おそらく・・・ですが、

下積みがしんどいとか

価格競争がしんどいとか

集客が難しいとか

お給料が安いとか

働き方がブラックだとか

結構あるんじゃないかな。

 

今働いているサロンで

休憩時間も取れずに

格安メニューをこなしているネイリストさん

結構いるんじゃないかな。

 

ちゃんとサロンで働けるネイリスト

になるためには

最低でも200時間ぐらいは

ネイルスクールに通わないといけないし

その費用は恐らく100万円近いか

教材費とか諸々入れたら

100万円超すか。

 

それだけの労力をかけて

資格を取得してサロンに就職しても

一人前になるために

たぶん1年以上かかるんじゃないかと。

 

それぐらい、

ネイリストって専門職なんです。

 

なのに、ネイリストって

ちょっと違う風に見られる事が多い

と思った事はありませんか?

 

私、最近では少なくなりましたが

「趣味でお金稼げていいね~」って

言われること結構ありましたよ。

 

「趣味じゃないよぅ・・・・」って思って

それを何も言えずに居ましたが

でも、それを言わせたのも自分かな

って最近は思います。

 

こちらのプロ意識が

相手様には伝わっていなかったということ。

 

 

時間外にネイルして欲しいんだけど

 

ネイリストとして働いていて

特に、個人で経営されている方は

一度はこれ、頼まれた事ありませんか?

 

「ちょっと朝が早い時間とか無理?」

「遅い時間からのネイルって無理?」

 

私はどちらもあります。

 

個人経営をしていると

自分がちょっと無理すればいいだけだし

お客様がお困りなんだったら

対応させて頂こう・・・ってなりがちですよね。

 

でもこれ、自分がしっかりして

守らないといけないルールだと

私は気づきました。

 

一度ご無理を聞かせて頂くと

次からも絶対に同じ対応を求められます。

そりゃそうです。

そして、こちらがOKしたんだから

再度ご要望されても無理とは言いにくい。

 

むぅ・・・つらい・・・

と思いながらも、やってしまうワケです。

 

今、Kazrinaで大幅な時間外対応をさせて頂くのは

お客様の身内でご不幸があった時

のみとさせて頂いています。

 

その時だけは

早朝でも夜中でも対応しますので

朝7時にサロンを開けた事もあります。

これが、個人サロンだからこそ出来る

お客様のための対応だと思うので。

 
 
自信がないから低価格で

 

デビューしたてのネイリストさん

これ、やりがちじゃないですか?

 

「技術向上のため低価格でやってます」

 

もちろん、私もこの道、通りました。

 

今となっては、なんちゅう無責任な

ネイルサロンやねん!と思いますが

まだそんなにお客様の施術を

した経験がないうちは

こんな事を言いたくなってしまうものです。

 

でも、趣味でやってると人に思わせてしまう

一番の原因はきっとコレですよ。

 

自分は一生懸命やってる姿を

見せてるつもりかもしれない。

でも、お客様の視点はそうじゃないです。

 

ちなみに、ですが。

クレームが怖くて低価格にしてるなら

それはとても危険です。

 

たとえ1円でもお代金を頂戴したら

それはプロです。

言い訳はできない。

 

つまり、1円で施術したって

クレームがあるときはあります。

「すぐ取れちゃった」とか。

 

その時に

「1円でしたんだから、我慢してくださいよ~」

って言えますか?

 

 
 
どうしてこんなに高いの?

 

価格設定問題は、サロンごとの

コンセプトもあって踏み込みにくいですが

お客様によって、これ、ありますよね。

 

「他のサロンは〇〇円なのに

ここはどうしてこんなに高いの?」

 

これも私、経験しました。

 

「技術料ですから!!」

というのも違う答えだし、

「すみません」

なんて絶対言ってはいけない。

 

プライドを持って仕事をしたいです^^

 

ただ、お客様にそれを言わせたのは

私自身の足りなさが原因だと

痛感しましたね~><

 

お客様にその価格以上の

価値をお届けできなかった

ということなので。

 

原点に戻って考える

良いきっかけを頂いたと

本当に感謝しました。

 

そして、もっともっと

自分を磨いていきたいと思いました。

 

 

 

 
 
覚悟を持つということ

 

ネイリストが、正しい働き方をして

正当な対価を頂くためには

それ相応の覚悟が必要です。

 

自分の技術や知識を

自らの意思で不当に低価格にしたり、

心身ともに追い込まれてしまうような

働き方をしたり。

 

そうしないとできない仕事

では無いと思うんです。

 

先日、もう20年以上も

ネイルサロンでネイルケアをしている

というご高齢の女性から

「この仕事は本当に素晴らしい。

人をこんなに幸せな気持ちにさせる

仕事なんだから、何十年先も

絶対になくならない仕事よ」

と言って頂きました。

 

本当に嬉しかったんです、このお言葉。

ネイリストになって良かったって

心から思いました。

 

だから、

「はい^^ 絶対になくなりません。

この仕事は機械ではできません。

でも、もっともっと磨いていきます」

とお伝えしました。

 

駆け出しの頃だったら

こんな風に言えたかな、私。

 

 

ネイリストの意識向上委員会的なもの

 

ネイリストってね、女の世界のようで

職人の世界なので、

どちらかというと男性っぽい考え方の人が

多いように思います。

 

きっと、周りと切磋琢磨しあって

向上していけるんですよね♪

 

ただ、自己肯定感が低めな人が

わりと多いのも事実。

 

どのネイリストさんにもきっと

固定のお客様がおられて

そのお客様からは愛されているのに

自分なんてまだまだって思っちゃう。

 

今目の前におられるお客様を

しあわせにすること

それを続けていたら

ただ漠然と「あ~、しあわせやな」って

感じる時間が多くなるんだと思います。

 

ネイリストたちが

一人で悩んでしまわないように

意識をいい状態で保てるような

そんな集まりがあればいいな

って最近思います^^

 

ネイリストの意識向上委員会的なもの!?

 

あいまい過ぎて

なにそれ?なんですけど・・・(笑)

 

ただ喋る会だと

たぶん話は尽きない。

そうじゃなくて、ちゃんと議題を設定して

話し合える会があるといいな~。

 

と思うのは私だけ??

 

 

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平松一美
Nail Salon Kazrina
オーナー/ネイリスト

《経歴》
1973年大阪生まれ大阪育ち。
大学では英語専攻、卒業後はOL、
結婚後、専業主婦を経てネイルの道へ。
「そのままで美しい手」

を追求する理論派ネイリスト。
自身のダイエット体験をきっかけに
インナービューティの普及も目指す。

 

《資格》

日本ネイリスト協会本部認定講師
ネイルケアマイスター
その他ネイルメーカー資格多数

〈内面美容医学財団公認資格〉

プロフェッショナルインストラクター

ファスティングカウンセラー