強者と弱者③ | 岩崎 結~ピアノ、歌、音楽、心の浄化のこと

岩崎 結~ピアノ、歌、音楽、心の浄化のこと

普段の音楽生活を通して見えたこと、感じたことを書いています。

強者、弱者というのは、程度の差があります。誰がどうみても間違いないくらいはっきりそうだとわかる人もいれば、ほとんどわからないくらいの人もいる。

誰でもどちらかの要素は持っています。



強者について


平気で人を傷つけたり、ひどい物言いをする強者。

なんてこというんだ、ひどい!
と思うけど、

でも、傷つけてやろうとか、いじめてやろう、という意志や自覚をもってそうゆうことをしているわけではないんです。

ただ心の奥底を支配しているのは不安。
自分なんか必要ない人間なんだ、という思いがどこかにあって、それを思い知らされるのが怖い。

いつでもだれかに必要とされていたい。
誰かに認められたい、褒められたい。

でも、負けず嫌いで、そんなこと、絶対自分で認めたくなんかない。
だから、周りより自分が優れていると思うことで、なんとか自分を安心させています。

人にひどいことを言うのは、そうすることで、自分が優れた人間と思えるからなんです。

本当は不安でいっぱい。お前なんかいらないって言われたらどうしよう、どうしよう、どうしよう、、、

ね、かわいいでしょ❤



でも、強者を変えてあげようとか思わないこと。きつい言い方をしてしまっていることは本人もわかっています(わかってない人もいます)

それをわざわざ指摘したところで、わかっていない人には通じないし、わかっている人も嫌な気分にさせるだけ。


あとは、極力逆らわないことと、なに言われても気にしないこと。


逆らうと強者は自分を否定されてとても嫌な気分になるし、何か言われる度に気にしているとこちらの身がもたないからです。



でもこれができないのが弱者。





弱者について

とにかく何でも自分が悪い、という方向に取りたがります。

一体どこからそんな発想が出てくるの?と聞きたくなるほど、なんでも自分が悪いと思います。

相手が機嫌が悪いのは自分のせい、相手が不幸になったのは自分のせい、自分のせい、自分のせい、、

でも、自分は悪くないと思いたい。。


弱者と話していると、どことなく、会話のノリが悪く感じるかもしれません。

それは、常にこの

自分のせい、でも自分は悪くないと思いたい

の葛藤をしていて、


そして、会話している相手に不快な思いをさせないように、めっちゃ気を使っている。

相手との会話を素直に楽しむ前に、相手に嫌な思いをさせないようにすることで頭がいっぱい。また自分のせい、、になっちゃうから笑

だから基本人といると疲れるので、ひとりが好きな人が多いかも。

相手はそんなつもりがなくても、弱者が勝手に自己否定に繋げて傷ついてることもあります。

だから強者との相性は最悪。
これは性質のせいだからしょうがないんだけど、そこは弱者、

きついこと言われても受け流せない自分が悪い
ってひとりで勝手に傷ついてます笑

わざわざ自分を責めないで、強者を傷つけてでも距離をとるのが一番の得策。


弱者とうまく付き合いたければ、とにかくこの自己否定本能にこれ以上火をつけないであげること。

なにか指摘しないといけない場面でも、責め立てるような言い方は厳禁で、淡々と伝えるべきことをさらっという。できれば励ましの言葉を添えて。



自分に自信がちゃんと持てていて、自分で自分の価値を認められている人(物質的に成功しているかどうかとは無関係)は、うまーく強者や弱者を包み込んであげられると思うのです。
うまーく、笑わせてあげられると思うのです。


そのために今私ができること。

毎日、気分良く、音楽に向き合うこと

これだけ!(*^^*)