ACアダプター(YAMAHA PA-20)のACコンセント側のコード根本が破損しショートの危険があったので修理しました。
アダプタを裏返し、ゴム足4個をマイナスドライバーの先などでほじって取り外し、中のタッピングネジ4本を抜きます。
これでケースが上下に開きます。中の重いトランスはケースの形状にはまっているだけ。
AC側コードを切って取り外します。外したACプラグ付きコードは断線しかかっている所を切り詰めて再利用しました。HOT/COLDが明示されているプラグではありませんが、トランス端子から外す前にテスターで極性を確認し、修理前と同じ接続(矢印同士)になるように配慮します。
タカチのCP-Y85Bコードプロテクターをコードに通し、トランス端子にはんだ付け。インシュロックをきつめに締めて抜け止めにしました。
本体側ケーブルの配線はこのようになっていました。
プロテクターを噛み込むようにケースを閉めて、ネジとゴム足を取り付けます。丸穴用のプロテクターでしたが違和感なく仕上がりました。
現行品は後継のPA-20Jになっており、新品の購入も可能です。本記事を参考にした修理は自己責任でお願いいたします。
■関連記事
YAMAHA MG12/4 メンテナンス
(がんくま)