高野山 結縁灌頂に入壇してきました 4 | ながおりょうじゅんのブログ

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心理カウンセラー、占い、仏教など神仏の教えを学びながら、自身の人生の苦を少しでも減らして安穏に過ごして生きるにはどうしたら良いのか・・・を追求してます。

龍女さんのお堂でした。
長安・青龍寺(大師が学んだお寺)に祀られていて、またの名を清瀧権現。
密教を守る大師の守護神。
龍女って法華経にも出てくるけど、教えを守る守護神。
江戸時代に蓮池で雨乞いの為に龍王像と仏舎利を寄進し祠が建てられたとのこと。
 
ここにある龍王像は平成八年に寄進。
建物は令和元年に新築されたとか。
10月19日にお祭りがあるとのこと。
 

 
まだ時間が1時間くらいあったので、どこかごはんが食べられるところはないかと探しました。
家からカロリーメイト二箱持ってきていたけど、食べ尽きた。
あと、スマホの充電が無くなりかけていて、非常にヤバい状態になっていました。
モバイルバッテリーを一つ持ってきていたけど、百均で売っていたものなので一つじゃ全然足りない。
次来るときは2つ必要だなと思った。
 
それで、金堂から車道へ下りたらちょうど味噌屋さんがあり、そこで味噌屋の中華そば700円をいただく。
この豚肉をつかった特製みそ、ショウガ、豆板醤などから作られており、売ってほしいって思う位うまかった。
残念ながら売ってないのでここで食べるしかない。
具はニラ、もやし入りで関西和風だし。
麺は中華麺で、久しく中華そばを食べてないからこんなに太かったっけ?と思った。
おかげでお腹はしっかりと満腹。
横におみやげ物も売っていて、色んな種類の味噌の中の一つを買いました。
秋の結縁灌頂の時も絶対食べに行く!その時は味噌田楽串(二本セット300円)も食べよう。
ふろふき大根1串と生芋こんにゃく1串がついているらしい。
 
 
結縁灌頂は、2015年かな、大覚寺で不動明王のご法縁結び式という機会を見つけて受けに行った事があります。
今はやってないみたい。五大明王の御宝前(鎌倉時代のもの)にてやりました。いいご縁でした。
それで高野山の結縁灌頂も知った。
 
その時の記憶があるので、余裕を持って挑むことができました。
事前にネットで、荷物を預け、「貴重品や眼鏡やお布施代をすぐに出し入れできるサコッシュなどがあると便利」との事だったので、家から数珠と共に持ってきました。
数珠は左腕にかけて1番目。
金堂に入る前に僧侶から説明や仏さまとご縁を結ぶ事についておめでとうございますと祝っていただいた。
僕自身の守護本尊である大日如来の結縁なので、嬉しいもんだから顔や目がもうほのぼのと綻んでしまってやばかった。
 
金堂の中はろうそくの明かりのみなので、薄暗いです。
入って、まずは進行を務める僧侶の声に従って、開経偈とか懺悔文とか十善戒などを唱えたり、印を教わったり、これからどういう事をするかなどの説明があり、練習します。
そして阿闍梨が来られるまで南無大師遍照金剛を唱えます。
 
阿闍梨からまた結縁についてのおめでとうございますというお祝いと、結縁についてや唱えた十善戒などの意味といった、法話を聞き、終わってから次の場所へ。
 
次は目隠しをする番。眼鏡をつけている人は眼鏡をしまう必要がある。
僕は一番手なので、導く僧侶が前にいました。目隠しをする、目隠しによって外の声がだいぶ小さくなり、自分の唱える声しか聞こえなくなります。肩の力を抜くという作業が大事なんだけど、初めてだと緊張するだろう。
僕は二回目なので大丈夫。というか大覚寺の時は、前にいる僧侶の背中に印を組んだ指先をつける作業はしませんでした。
(僧侶が指を持って一人一人誘導してくれるシステムだった)、がっつり頼って歩く。
 
足元に段差があるといった時も、指先が離れた時も、近くにいる僧侶が手助けをしてくれるので安心です。
とにかく心身共に導きに従うという姿勢。
 
次に投華(とうげ)。僧侶の導きの元、印を組んだ指先にシキミを挟む。そして誘導され、少し前かがみになって手を伸ばし指先を開く。僕は常に手汗で湿っているので、シキミが指につく(笑)多分僧侶もびっくりしたと思うw
無事に落ちて、目隠しを外され、目の前の曼荼羅を見る。その時に眼鏡を取り出して見れるようにしておくのが大事。
(大覚寺では五大明王の梵字だったかな。それが下から照らしあげられていたから凄まじく綺麗だった。
一人一人行っているので、ど真ん中に見る事ができる。)
 
高野山では、ちゃんとした曼荼羅なのでそういう下からライトはない。ただ僧侶の人数が多い。
あと二人で一つの曼荼羅に投華したのかな。(自分のいる場所が真ん中ではなかったし、明らかに真ん中の大日如来から遠い)
とは言え、シキミが落ちた曼荼羅を見て、少しウルッと来た。(天井を見てと僧侶が導き素晴らしい絵を見て、投華したものと、目隠ししたものと、死んだ時にお棺に入れてもらうものとをもらって、再び阿闍梨のいるところへ。
 
最後は聖水を頭につけてもらう。大覚寺は真ん中だけだったが、ここでは真ん中、左右と三回水をつけてくれた。
そして少し話をしてくれて、金堂を出る。
僕は、お布施をそこで差し出しました。(出すか出さないかは自由です)
 
金堂から出るまでの間、たくさんの仏様や僧侶の絵がかけられており、拝むことができます。
外に出たら、もらってたものを僧侶に渡し、紙に入れ込んでくれます。
目隠しの真ん中にハンコ押してくれる。そして光明真言か中に入ったお守りをくれます。
 
 
最後の回(15時30分)なので、終わるのが17時前。約60分~90分かかります。
僕は一番手だから早く外に出る。
 
お店は17時で閉まるところがほとんどなので、バスを待って高野山駅へ。
行く時は高野山駅をじっくり見てなかったので見て、最後にお土産コーナーを物色。
ここはPayPay使えた。
 
そして、ロープウェイ乗り場から見える絶景を撮りました。
天気よい日だったから最高!
 
 
 
下りの急斜面。
高所恐怖症の僕は、一番前は耐えられないので、写真撮ってさっさと上の方の席へ。
でも横の窓もすごく下まで見えるので天井とか遠い所を見たりして耐えた。
 
 
表情に余裕がありません(笑)
 
 
極楽橋駅から橋本まで各停の電車に乗ります。
発車までの間に色々と見回ります。
極楽鳥の願掛羽も三種類買う。
 
 
 
 
つづく・・・