アクセサリー制作を始めて
まず頭を打つのが
ピン曲げ(ピンワーク)と言われています。
真っ直ぐのピンを工具を使って丸めるのですが
これが難しい。
思うような形にならないのです。
初めての方にとりあえず丸めて頂くと
左二つのような仕上がりになってしまうのです。
(一番右は、教室でご指導している丸め方です)
左二つのピン曲げには、
原因があります。
たくさんの生徒さんにご指導してきたので、
一目瞭然でどうしてこうなったのかがわかります。
ベーシック講座がリニューアルし、
ピンワークのレッスンは、2回目に出てきます。
本日は、講座がリニューアルされてからご受講をスタートされたTさんのピンワークレッスンレポートです。
どのくらい練習すれば目指す形になる?
初心者さまとして講座をスタートされた
都内にお住まいのTさん。
次に受講予定のテキストに目を通して
お越しくださったとのこと。
丸めるくらい簡単♪と思われたそうです。
丸めるとは、どう言うことなのか?
ということをわかって頂くために
ウォーミングアップをしていただきます。
その後に、ピンを丸めていただきました。
もちろん講師のデモンストレーションと一緒に。
最初は、Tさんもやはり
皆さんがやりがちなピン曲げでした。
ただ、Tさんはうまく行かなかった原因を
納得が行くまで聞き、
ポイントとなる箇所をしっかり目で見て理解し、
ご自身の手が私の手の動きと同じになるように
工夫し、
考え…
ということを続けられました。
そうすると…
何個も丸めているうちにだんだんここまでに。
正直、ご指導していて驚きました。
握力が少しお有りであるとご本人。
工具でピンを握って離さないという
力もある程度は必要なんです。
金具を握り潰してはダメですが。
丸めているうちに、
色んなところを気に掛けていると…
握りが弱くなる
形が崩れる
と言うことになるのです。
テキストには、たくさんメモをされていて、
お帰りになってからの復習のときにも
活躍してくれそうです。
このレッスンでは、ピンワークだけではなく
イヤーアクセサリーの配置についても
学んでいただきます。
そして、指カンの使い方や丸カンの処理の方法を
しっかり学んでくださいました。
生まれつき握力があるとのことで
少しの力で、工具をうまく使って
美しい形が作れるようになられました。
これをキープするために
お家でも是非練習してみてください。
Tさんの作品です。
どれくらい練習すれば
納得のいく形になるのでしょう?
とTさん。
闇雲に丸めるのなら、丸める数をどれだけ増やしても上手くはなりません。
正しいやり方を学び、ご自分のうまく行かない原因を知り練習する…
これが上達への近道です。
そして
ピンワークのやり方にもいろいろありますが
私は、Muse Accessories ®︎がご提供しているピン曲げが一番美しい形だと思っています。
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