ブログで、家を作っている話を書くのははじめてですね。

 

私は1年前から、千葉県の房総で家を作っています。

(ちょうど一年前の今日、親方との作業が始まりました)

 

「循環する家」をつくっています。

 

循環する家ってどんな家なのかというと

 

①循環する材料を使っている家。

②循環する暮らしをする家。

 

 

循環する材料について

 

例えば・・・

元牛舎を活用しています。
どうしようもないと言われた元牛舎ですが、

ゴミにはせず、屋根や壁ははがして構造だけ残し、それを活用しています。


②廃材を利用
近くの解体現場で出た廃材、捨てられてしまうパレットを活用しています。

 



③土に還る材料
土に還る自然素材、なるべくその土地にある自然のものを利用します。
 例えば・・・

 

【基礎パッキン】
(コンクリート基礎と土台の間に入れる)
現在は樹脂製のものを使うのが通常ですが
今回は栗の古材を使いました。
栗はとても硬くて強く
昔はよく基礎パッキンの部分に
使われていたそうです。

 

 

【透湿防水シート】
(外壁の下に貼るもの)
現在は土に還らない石油製品のものが使われています。
循環する家では 綿布を柿渋で染め さらに上から柿渋を塗っています。

昔は着物の裾に柿渋を塗り、雨の日の防水対策をしたそう。
番傘も紙に柿渋を塗り重ねてますね。

 

 

【木製窓】

循環する家の窓はサッシにせず木で
ひとつひとつ作っています。
※屋根裏部分のみサッシを採用



隙間が空かないように細心の注意を払っています。
雨が入り込まないように窓枠の周りには
防水性がとても高いカシュ―ナッツの木の樹脂を塗りました。

 

このように
循環する家では
あるものを
なるべくゴミにせず利用し

いつか
この家が壊されるときには

土に還ったり
また別の場所で利用できる
ゴミにならない材料を
使っています。

 

 

 

循環する家づくりのInstagramつくりました。