こんにちは。
松方早紀です。
人は持って生まれた、
概念や価値観、それに紐づく才能や能力がある。
それをとことん自覚することで
生きやすくなるし、
仕事もしやすくなる。
「私ってこうだよね。」
というのが自分で自覚しているのと
していないのとでは、
全然違う生き方になる。
だけどそもそも人は、
自分が持って生まれたものには、
価値を感じにくい。
その理由を考察してみました。
自分が持って生まれたものには、
価値を感じにく理由①。
自分の中では、
当たり前のことすぎて普通だから。
というのがあります。
人は”自分の中で当たり前のこと”
に対しては、
◆私だけじゃなくて他の人もできる
◆こんな普通のことに価値はない
という風に、ごく自然と思ってしまう。
「私だからできること」
ではなく、
「みんなもできること」
という風に判断してしまうと、
そこに価値は感じにくい。
こういう感じになると、
自分の価値や才能を自覚できなくなる。
「自分だけでなく、みんなもできること」を
自分の価値だとは”思いたくないから”です。
結果、自分の価値を受け取り拒否することになる。
自分が持って生まれたものには、
価値を感じにく理由②。
周囲から見た時に、
自分が持って生まれたものが、
「すごいものでないといけない」
という思い込みがあります。
すごいものでないと、
◆褒められない
◆すごいと思われない
◆承認してもらえない
と思ってしまうのですなわち、
「すごいもの」でないと、
周囲から受け入れてもらえない。
という無意識的な思考回路があり、
そうすると、
私は稼げないんじゃないか？
私は仕事で認められないんじゃないか？
という風な恐怖感さえあるのだと思います。
だから、
持って生まれたものが自分的に
「価値があるものは受け入れるけど、
価値が低いものは受け入れない」
という判断をしてしまっていることになる。
これすごくもったいない。
自分が持ってう生まれたものは、
例外なく価値があるし、
周囲もそれを価値だと感じるはずです。
だけど自分が「これは価値が低い」と
判断してしまうことで、
その価値は”価値あるもの”として
発揮されなくなるので、
結果、「価値のないもの」だと
自分で周囲にそう証明してしまうのです。
言い換えると、
自分が価値がないと思っていることを
自分の言動でちゃんと「価値のないもの」
だと周囲に知らしめてしまうのですよ。
だから最終的に、
「ほら、やっぱり私なんて価値ないじゃん」
となるわけです。
自分でそう思ってるだけなのにね。
人間って面白い。
自分が持って生まれたものには、
価値を感じにく理由③。
「お金になる価値でないと意味がない」
と思っている人も多い。
自分が持って生まれたものが、
お金になったり、
何かの付加価値にならないとダメ。
と思っている人も多い。
もちろん結果的に、
自分が持って生まれたものは
付加価値としてお金にはなります。
だけどそもそも、
「お金になる価値でないと意味がない」
と思っている時点で、
「私はお金を稼がないと人間として価値がない」
と思っているということです。
何か付加価値がないと価値がない。
そのままの自分で価値がない。
そんな風に思っているからこそ、
「お金になる価値でないと意味がない」
という心情が出てくるのです。
だから自分が持って生まれたものに対し
一見お金にならなそうなニオイがすると、
「それは私の価値ではありません」
と堂々と拒否する。笑
いやいやいやいや。って感じなんです本当に。
結局は、
自分が持って生まれたものに
”価値”を感じられる人は
そもそも自分のすべてを
自分で引き受けられる
器のある人だけってことです。
こんな自分は自分じゃない。
こんな私は本当の私じゃない。
そんな風に思っているうちは、
自分の価値を使いこなすことはできない。
まずは受け入れてからすべてが始まる。
そこにまず気づいていこう。
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