札幌の皮膚科専門医/美容皮膚科 女医 日景聡子です。

 

 

週末は関西へ出かけていました。

 

 

 

↑飛行機が遅れてしまい、21時頃に京都駅着。

 

 

土曜日の診療後に京都入りしましたが、夜の気温は札幌の日中とほぼ同じ12℃でした。意外に寒いんですね。

 

 

日曜日の午前中はピコレーザーセミナーの講師を務めました。

 

 

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定員の15名を超える方々にご参加いただいたようです。

 

 

 

 

今回は、美容皮膚科学会の講演に加えてアートメイク除去についてもお話ししました。

 

 

全国各地で人気沸騰中のアートメイクですが、デザインが気に入らなかった、昔のアートメイクを消して新しく入れたい、などのお声も増えてきています。

 

 

アートメイク除去は実は奥が深いんです。

 

 

海外の論文を何本も読みましたが、まだ分かっていないことも多いようでタトゥー除去とは違った難しさがありますし、最近のアートメイク独自の注意点もあり専門知識が必要です。

 

 

そんな部分をお伝えできたかなと思います。

 

 

ご一緒した船橋ゆーかりクリニックの寺田伸一先生と。

 

 


 

セミナー後は大阪へ移動し、先月に続いてヒアルロン酸のセミナーを受けてきました。こちらは教わる側です。

 

 

当院のヒアルロン酸であるレスチレンシリーズは厚生労働省の承認製剤ですが、なんといっても安全性が高いのが特徴です。

 

 

ヒアルロン酸の合併症としてアレルギーやしこりというものがあり、これは注入技術にかかわらず起こりうることなのですが、レスチレンは発症頻度が非常に低いんです。

 

 

たしかに効果も大事ですが、体に注入するものですから、できるだけ副作用が起きない方がいいと私は考えています。

 

 

(もちろんきちんと対応すれば事なきを得るんですが、一度注入で嫌な思いをすると美容医療全体に対してネガティブなイメージを持ってしまうこともありますので…)

 

 

ヒアルロン酸注入にあたっては、患者様のお顔がお一人ずつ違いますし、先生方の見立てや治療方針も違います。

 

 

今回も、患者様に注入しながらその場で質疑応答するというスタイルで大変勉強になりました。

 

 

治療の選択肢の引き出しを増やすことはとても大事なので、今後もこうした注入のセミナーは参加していきたいです。

 

 

 

 

ふみビューティークリニックの先山史先生を囲んでご参加の先生方と。

 

 

というわけで、午前も午後も盛りだくさんでした。

 

 

忙しい週末でしたが、実りの多い1日でした。

 

 

美容医療は日進月歩なのと、保険診療と違って「こうしなければならない」という決まりがない分、患者様ごとにアレンジしていく必要があります。

 

 

そして、それが医学的に妥当な治療なのかということもきちんと考えなければなりません。

 

 

さまざまな先生方とお話しする中で、自分の知識や技術をブラッシュアップしていけたらと思います。

 

 

さっそく診療に生かしていきます。

 

 

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