札幌の皮膚科専門医/美容皮膚科 女医 日景聡子です。


Amazonで医学書をオーダーしていたら、こんな本がおすすめに出てきまして。





今さら?と思いますよね。


高校を卒業してから、もうすぐ25年が経ちますが…


私がいまだに数学や物理の模試の夢にうなされる話は何度かブログに書いているのでご存じの方も多いと思います。


高校の数学の模試中に解けなくてニキビを潰して血だらけになったこと、当時流行っていたミョウバン水で洗顔するも治らず皮膚科に通っていたこと、そこから皮膚科医が身近となり将来の夢になったこと…


などなど、いろいろ過去記事に散りばめています。笑 ←気になる方は「ニキビ」の記事カテゴリーをご覧ください。


で、高校時代に物理と数学が苦手になってしまい、数式に振り回されただけで結局よく分からず終わってしまったんですよね。(英語と化学生物の力で医学部に入っています。)


実際、医者になって数学や物理を使うかというと、皮膚科クリニックで保険診療をするには全く必要ありません^^;


大学院に行けば統計などで使うらしいんですが…


ただ一点、レーザーや高周波機器の原理を理解する時に物理の知識が必要になるんですね。


電磁力、フレミング左手の法則です。


波を理解するのに三角関数も一緒におさらいしようと思ったわけです。


美容皮膚科・レーザー指導専門医の試験の時にも覚えなければいけなかった知識なんですが、マークシート形式だったこともありフレーズ丸暗記で乗り切ってしまいました。笑


新しい機器が次々に出てくる美容医療業界において、その理論を考える時に電磁力でつまづくとイマイチ理解が浅くなることを痛感しています。


というわけでもう一度、頑張っている次第です。


読んでみると意外に面白くて、三角関数は天文学から発展したとか、ルンバが壁をよけるために三角関数が使われているとか、教養としても深まっています。


実はもう1つ、最近次女から素朴な疑問を受けることが多くなって…


「救急車ってどうして通り過ぎると音が低くなるの?」(えっと、たぶん物理でやったな)


「シャボン玉って、どうして七色にキラキラするのかな?」(たぶんそれも物理だな)


仮に正確に答えたとしても次女も理解できないでしょうが^^;、もう少し大人になった時にちゃんと答えてあげたいと思います。


長女は、私に聞く前にこの本読んでみてね。笑


これで少しは、うなされる夢から解放されるのではないかと期待しています。(あ、まだベクトルと虚数と微分積分が残ってた)⁾⁾


数学も物理もいったい何に使うんだと当時は思っていましたし、レーザー治療に携わるまでは全く使わないで皮膚科医人生を生きてきましたが、学びたいと思ったら何歳からでも始められるツールが揃っているのはありがたいことですね。


ここでふと思い出したのは、研修医時代に飲み会の席で某先生が残した名言(?)


「人生は、サインカーブとおんなじだ。」


山あり谷ありですもんね。




周期と振幅くらいは、自分で何とかしたいものです。



最後に…途中で頭が煮詰まったのでいくらを作りました。)⁾⁾





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