札幌の皮膚科専門医/美容皮膚科 女医 日景聡子です。

 

 

前回、漢方のクラシエさんで社外講師をした件を書きましたが、私が漢方についていろいろ考えるきっかけになった話も少し書きますね。

 

 

2016年~2018年までアメリカに住んでいたわけですが、アメリカでは漢方は手に入らず、食事が文字通り欧米化していたため(笑)、ニキビが悪くなることが多かったんです。

 

 

 

 

 

フライドポテトは野菜だ!というのがアメリカ人の考え方みたいです。きゅうりはなぜかピクルス(笑)

 

 

スキンケア製品も日本とは全然違いますし、このあたりからニキビと生活習慣について考えるようになっていきました。

 

 

アメリカでは、漢方の代わりにハーブを使うことが多かったように思います。

 

 

 

 

話は飛びますが、私が住んでいたミシガン州では駐在妻さんの間でこんなものが流行っていたんです。

 

 

 

 

スパイスボードと呼ばれるこのクラフトは、アメリカ各地の駐在妻さんが作っているようです(ブログ記事がたくさん出てきます)。

 

 

このミシガン州の形をしたカッティングボードは、地元のお店で売っていました。

 

 

もともとはチーズなどを乗せるボードですが、そこにスパイスやマカロニなどを貼り付けて透明なニスで仕上げるという壁掛けを作っていたんですね。

 

 

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私の住んでいたアナーバーは留学生の町でインド系の方も多かったためか、スパイスを量り売りしているお店があり、シナモンとかスターアニス(八角)とかカルダモンとか、当時初めて知った名前のスパイスも含めて買い揃えました。

 

 

実際、買ったスパイスを利用してインドカレーを手作りしたりしていて、この時からスパイスに興味を持つようになりました。

 

 

今も自分でカレーを作るときは6種類のスパイスを使うことが多いです。

 

 

 

 

紅茶好きな私は最近チャイにも手を広げ始め、自分でチャイを煮出すようになったのですが、チャイの種類によって含まれるスパイスの種類が違うので当然香りも違うんですよね。

 

 

そんな違いを楽しむことが好きなので、生薬の組み合わせである漢方にも愛着がわくのかなと思ったりします。

 

 

 

 

ちなみにシナモンは漢方の世界では桂枝(けいし)として使われています。

 

 

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こちらはアメリカの思い出をボードにしたもので、ご当地の有名なものや家族の好きなものを貼り付けて作りました。

 

 

 

 

今でも玄関に飾っています。

 

 

ボードに何を貼っているか気になる方は、アメリカ時代に書いたこの記事をご覧ください^^

 

 

 

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