札幌の皮膚科専門医/美容皮膚科 女医 日景聡子です。

 

 

私がオガトレというストレッチを始めたという話は、少し前に書きましたよね。

 

 

 

これが、続いてるんです(笑)

 

 

なぜかっていうと内容がストイックではないことと、先生がやさしくて「できない人は膝を曲げてもオッケーで~す^^」と言ってくれることと、1動画が10分くらいだということです。

 

 

そして、このストレッチが何に効いているとか、どんな悩みが楽になるとか、ちゃんと解説を入れてくれているので頑張れるんです。

 

 

私は正直言って体の変化に鈍感で、それが良さでもあるのですが(笑)、ストレッチをやってどこがどう変わっているのか全然分かりません(笑)

 

 

オガトレの先生は「2週間やったら変化が出てきます」って言うんですけどね…

 

 

しいていえば、朝の目覚めが少しだけよくなったとか、前屈が少しだけ下まで手が伸びるようになったとか(それでもまだ床につきません笑)、そんな感じなんです。

 

 

最近は公私ともに忙しくて(外来も混雑ゆえお待たせしてすみません)、お風呂に入ったらすぐに寝たいという感じなのでストレッチをサボっちゃう日もあるんですが^^;、サボっても変化がよく分からないのでまたサボっちゃいます(笑)

 

 

そんな私がたまに休みながらも続けられているのは、ひとえに「この筋肉は腰痛や姿勢の悪さに影響しています」など解説をちゃんと入れてくれているのでモチベーションが維持しやすい、というのが大きな理由です。

 

 

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そんな視点でレーザーシャワーを考えてみますが、「レーザーシャワーを続けていて意味があるんですか?効果は出ているんでしょうか?」とご質問いただくことが結構あります。

 

 

シミのレーザーのようにカサブタができるわけではなく、ボトックス注射のようにシワの動きが止まるわけでもありません。

 

 

レーザーを当てて顔がほんわか温かくなって終了、メイクをして帰宅という施術なので、「1回当てたら劇的に何かが変わる」というわけではないんですね。

 

 

そのため効果が実感しにくいですし、もっと激しいものがいいんじゃないかと思う方も多いようです。

 

 

激しいものが向いている方、適応があってご本人のご希望があればご案内しますが、レーザーシャワーはマイルドにコツコツ積み上げていく施術なので、5年後10年後を見据えて長期的に考えていただければと思います。

 

 

引用:Bella Pelle Vol.7 No.1 2022-2 美容皮膚科に必要な外科的OPTION & TECHNIQUE(第21回)太田母斑のレーザー治療とフェイシャルリジュビネーション(解説)

 

 

レーザーシャワーではありませんが、アザの治療で顔の半分だけレーザーを照射した方についてはこちらの記事に書きましたね。

 

 

 

詳しくは記事内で解説していますが、レーザーを当てた側だけ小じわが改善しているのが見て取れると思います。

 

 

レーザーシャワーも顔の片側半分だけに長年当てていけば同様の変化が出てくると予想されますが、普通は美容目的のレーザーシャワーを顔の片側半分だけに当てることはありません。あくまでも病気の治療で患部にのみレーザーを照射したことで分かった結果です。

 

 

マイルドコツコツ系の施術は変化が分かりづらいので、「続けていて意味あるの?」「レーザーシャワーって効果ないんじゃないか…」と思われがちですが、ちゃんと意味があるので大丈夫です^^

 

 

というわけで、私も今月分のレーザーシャワーを当ててもらいます。

 

 

今回はよくご質問いただくレーザーシャワーを例に挙げましたが、トーニングやレーザーフェイシャル、IPLなど「顔全体に何かしら定期的にレーザーや光を当てる」という施術は同じような効果をもたらします。

 

 

顔の左右を比較といえば。

 

 

こちらの写真が衝撃的ですよね。

 

Gordon JR, Brieva JC : Images in clinical medicine. Unilateral dermatoheliosis, N Engl J Med, 366: 16, 2012.

 

 

アメリカのトラック運転手さんです。左ハンドルなので左側だけが日差しによる影響を受けています。

 

 

紫外線対策もお忘れなく^^

 

 

 

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