みなさんは "好きな歴史上の日本人を3人挙げてと聞かれたら誰になりますか?

ぼくは高杉晋作、田中角栄、小野伸二です。

FC琉球に移籍した小野伸二を観に沖縄に行ってきました。

ついででサウナにも行ってきました。施設詳細は過去記事お読みください。


 
 
 

採点者:サウニストヒモ

 

サウナ室:86℃表示 湿度そこそこ 2段 テレビありBGMあり  他にもくもくミストサウナあり  6点

水風呂:2つ  18℃くらいと大きい24℃くらい  6点

休憩:椅子3脚 外気浴なし 窓からそよ風  5点

清潔感:きれいにしている  8点

お風呂:替わり湯2つ  5点

客層:土曜16:00〜 10人くらいの紳士 汗流しカット発生  7点

営業時間:8:00〜23:00

料金:1400円



総評:宮古島での野暮用前に本島に寄ることにした。理由は先月のビッグニュースにある。


舞台は北海道から沖縄へ。ジャパンのリビングなレジェンド小野伸二が40歳にして新たな挑戦をはじめました。

居ても立っても居られず、速攻ホームゲームのチケットを購入した次第であります。



伸二詣での前にまずは身体を清めねばなるまい、試合会場であるタピック県総ひやごんスタジアム、通称"タピスタ"の最寄りサウナ「沖縄健康サウナ」へ。徒歩数分とめちゃくちゃ近いのだ(しかもFC琉球のスポンサーでもある。素晴らしい!)。

タピスタは沖縄サッカーの中心だし、そこでの観戦前後にセットで楽しめる沖縄健康サウナはもはやサッカーの一部と言ってもいいでしょう。というかサッカーがサウナなのか。いやどっちでもいいか。どっちでもないわ。



過去記事でも公民館的殺風景などと触れさせてもらったけれど、相変わらず浴場・館内ともに無駄な飾り気や誇示が無い、クリーンな空間になっていて好きです。

場が落ち着いた雰囲気を纏っていると、そこに出入りする人もつられて落ち着くというようなことってあるのかなと思う。

みなガチャガチャせずに(イビキ以外は)穏やかに過ごしている。


小さい湯槽が2つに対して、水風呂が2つ、更にハイクオリティーなミストサウナも有りと、サウナ有利な造りも良いし、サウナ動線が集結しているのもナイスであります。

そこそこに冷えていて心地いい水風呂は時折塩ビの蛇口からザバーーッと激しく放水されるのだけど、その音や飛沫、あるいは水流がとても気持ちいい。体感水温も下がる。


伸二が琉球なんて胸熱だわー、大好きな沖縄だけど来ちゃう理由がまたひとつ増えたわー。などと思いながらぼけーっと過ごす。

伸二が沖縄に来た理由は何だろうー。

クラブの熱意はもちろんだろうけど、あとは高原直泰(沖縄SVの代表であり選手兼任監督)が刺激や参考になったというのもあるのかも知れない。



日本サッカー史上、最も魅力的で才能に恵まれたあのやんちゃな世代(いわゆる79年組)の中核だった2人がいま沖縄で、

選手としてのピークを過ぎてなお挑戦し続け、同時に知識や経験を次代に還元しようという意識にまで目覚めて取り組んでいる姿を、当時誰が想像できただろうか。有難いことだ、本当に嬉しい。



外気浴を溺愛しているぼくとしては出来ないのが残念だけど、多くは望むまい、窓から入る風で充分気持ちいい。タピスタのスタンドで心行くまで外気に当たろうではないか。




琉球vs鹿児島。オレンジレンジと思しき曲に乗って選手たちが入場してくる。その列の中に彼の姿がある。感動と興奮で早くも整いかける自分が居る。

随所に別次元のセンスを見せていたけど、ハイライトは前半45分あたりだ。

強風に煽られる高いボールを、相手2人の寄せもあるなか、柔らかいタッチでさらりと完璧に納める。素晴らし過ぎるプレーに鳥肌が、、、

美しい、完全に整いました。DAZN入っている方は今すぐ前半45分あたりを見てほしい。

後半早々に自ら申し出て交代していたけど大丈夫かな、大事をとってのことであれと願うばかりだ。



結果は先制後に前半アディショナルタイムの失点という最悪な展開で追いつかれながらも、なんとか後半突き放して21で勝利。

まだまだ締まりのないチームだけど、だからこそ今後の成長に期待である。熱い試合にタピスタも盛り上がっていた。



試合後は沖縄健康サウナを再訪。本日の素晴らしい整いをサッカーとサウナの神々に感謝しつつ、懲りずに更に整うのでした。



ととのう率:80%


宮古島編に続く。