2019年12月、池袋西口にオープンした施設。

 サウナルーム4つ、水風呂4つとかなりサウナに寄った造り。

男性専用。


採点者 : モヒカンサウニスト

サウナ : 大きめの岩サウナ、セルフロウリュが出来るケロサウナ、蒸しサウナ、薪サウナ(準備中)の4つ。9点
水風呂 : こちらも4つ。10℃、14℃、25℃、33℃というラインナップ。9点
休憩 : 上階の外気浴スペースにデッキチェア。メイン浴場内にもイスが並んだ半外気浴スペースあり。9点
清潔感 : 出来たばかりで奇麗。10点
お風呂 : 炭酸泉や電気風呂、露天ジャグジー等各種あり。温泉無し。7点

客層 : 平日19時ごろ。若者を中心に混雑している。4点
営業時間 : 11:30~翌9:00

値段 : ¥2,980(12/31まで¥2,480) 60分¥1,480


 

総評 : 

 当ブログに訪れるような皆様は当然ご存知かと思いますが、

令和元年の今年、池袋にとんでもない施設が誕生しましたね!




キュープラザ池袋です!


都内最大級の映画館で飲食店もたくさん、先日ここでカニエウェストの映画を観て参りました

いやー、良かったなー、映画館であんなに迫力のある音を聴いたのは初めてかも

全然映画館は詳しくないけどココはかなり音が良いハコではないだろうか!知らんけど

内容としてはカニエの新譜のドキュメントムービーかと思いきや、アートというか長いPVのような映画でしたね



、、、って違う違う、間違えました


かるまるですよ!

オープン数ヶ月前から、

・サウナ4つ&水風呂4つ!
・グルシン水風呂あり
・セルフロウリュ可
・もちろん外気浴も
・薪サウナもあるよ

と、サウナ界に衝撃を与えた前情報の数々

天国やんか、、、

一般受けは意識せずサウナガチ勢に寄せた狂気の施設である!素晴らしい

行く前からこんなに楽しみな施設は初めてかもな、、

そんな感じなのでオープン前から大人気、連日パチンコ屋ばりの並びが発生しているとかいないとか

もう行ったよ、というサウニスト諸兄も多い事でしょう

何よりもすいているサウナが好きな私達、そろそろ落ち着いてきたかな?という頃合いを見計らって行って参りました

場所は池袋西口の近く、元オアシスの跡地ですね

平日の19時ごろ、専用のエレベーターで受付のある6Fへ向かう


何故19時?むしろ混んでいるのでは?とお思いの方も多い事でしょう

そう、通常であればわりと混雑するであろう時間帯であり、かるまるでも19時スタートのロウリュサービスがある

という事は、、、
ロウリュをやっている時間帯は皆ひとつのサウナルームに集まるはず、、、そうなると他のサウナはすいている、、、ロウリュ後は運任せだ、、、という完璧な作戦である!


エレベーターを降りると並びは無く受付もスムーズ

しょっぱなからイイ感じだ

先日かるまるへ行こうとしたヒモは受付の大行列を見て引き返したらしいからな、、、日曜ってのもあったんだろうけど


結構和風な雰囲気である


ロッカールームで館内着へ着替えるのだが、このロッカーが靴箱のカギを登録して使うという最新システム

しかし!空いているロッカーを自由に選んで使う方式の為、自分のロッカーナンバーがわからなくなる事うけあいである

そんなあわてんぼうさんもご安心を!設置されているiPad的なものにカギをかざすとロッカーナンバーがわかるのだ!

ハイテクだな~、さすが最新の施設である


大浴場は9F、エレベーターに乗っての移動となる

9,10F 大浴場
8F レストラン
7F 休憩エリア
6F フロント
3F~5F 宿泊エリア

という都会ならではの縦に長い造り、その全ての移動がエレベーター2基のみで階段は無し


早速大浴場へ進むとほんのりと漂う薬草の香り!良いですね〜、蒸しサウナの影響かな?

体を清めているとちょうど岩サウナにてロウリュサービスが始まったようだ

そして予想通りケロサウナはガラすき!

早速ケロでセルフロウリュを頂くとしましょう


ケロルーム内、温度計は90℃前後、キャパは10人前後でどことなくマルシンっぽい雰囲気

ロウリュ用の水はライオンの口からアロマ水が自動ででてくるなんとも粋な造り

水をかけすぎてサウナストーンが冷えるのを防いでいるのか、補給量は割と少しずつだった気がする

このシステム、とても良い!マルシンではたまにバカみたいにかけてむちゃくちゃな熱さにするクソガキがいますからね

そのサウナストーン、なんと丸い石!玉砂利っていうやつだっけ?和風な感じで凄くイイ!


ロウリュさせて頂くとなんだか蒸気もまろやかな気がする!多分気のせいだけど


ばっちり汗をかいたところで水風呂へ


サンダートルネードと銘打たれた水風呂は水温計10.5℃!

調子が良いとグルシンもいっちゃうとか

浸かってみるとその名のとおり雷のようなしびれる衝撃!

キンキンに冷えてやがるっ、、、!

水流もあるので体感めっちゃ冷たいっす

ちなみにユー鶴とほぼ同じ水温に感じたので実際は水温計の表示+1.5℃くらいかな?知らんけど


そして外気浴へは階段を上がって10F露天スペースへ
(同じ9Fにもマルシン風のベランダ外気浴スペースあり)

デッキチェアが4つか5つスタンバイ

早速ゴロンさせて頂くとアラいいですねの波が押し寄せてくる

ちょうどととのいがやってきた頃、突然サイレンのようなアラームのような警報音が鳴り響いてきた

「ウゥーー!!ウゥーー!!地下一階で火事です!!落ち着いて避難してください!ウゥーー!!ウゥーー!!地下一階で火事です!!落ち着いて避難してください!以下ループ」

えっ、まじ!?やばいじゃん!と思いつつ、ついにきたか!とも思った私

そう、以前からヒモと災害時全裸問題については議論を重ねてきたのだ

常人より裸でいる事が多い私たち、こういう時にどう行動すべきかは何度もシミュレーション済みである

浴場出入り口へ向かうと、当然皆も向かっているのでかなり渋滞している様子

基本的に移動がエレベーターのみというのも影響しているのだろう

お客さん達はみんな「どうせ誤作動でしょ」といった雰囲気でほのぼのとしている

スタッフもまだオープンしたばかりだからしょうがないけどあたふたするばかりで避難の指示も無し

これはやばい、、、この危機感の無さは大惨事につながりかねない、、

しかも私は10Fにいたので浴場出入り口にたどり着くのが最後尾になってしまった

タワーリングインフェルノの「確実に消火出来るのは7階までだ」という台詞を思い出しどんどん不安になってくるが、
とりあえずシミュレーション通りに準備しようと足の裏にフェイスタオルを巻き付ける私

これはサンダル替わりで、こういう避難するときは裸足で野外に放り出されるだろう、という想定からだ

そしてバスタオルを腰に巻きつつ肩からも二枚はおって防寒対策もばっちり

あとは野外に放り出された時にヒートショックプロテインを大覚醒させるだけ、と集中していると前の方が全然進んでいない

いの一番に非常階段を解放して迅速に避難すべきだろうに

あー、これは死ぬかもなー、と思っていたら、

「誤報でしたー」

のアナウンスが!

あーよかった、と思いつつ、浴場を振り返ると当然だがだれもいない

避難が最後尾だったのが功を奏した!今なら貸し切りだ!とすぐに浴場内へ引き返し、先ほどまでロウリュが行われていた岩サウナへ


岩サウナ、凄くイイ!

最上段へ行くと天井が低いのがイイ!まるでフィンランドのサウナみたいだ!行った事ないけど


背もたれの木材が角でねじれてるようなデザインになっているのもカッコイイ!

温度計は90℃前後、湿度も良い感じで体感もなかなか熱め

というか、先程の火事騒ぎで皆さん一旦出てしまったからか浴場内がめっちゃすいている

これは嬉しいアクシデント、
ばっちり暖まったところで再びサンダートルネードへ

今度はニューウイングやウェルビー福岡でお馴染み冷冷交代浴をキメてやろう、という作戦だ

冷冷交代浴とは、水風呂が二つある施設で冷たい水風呂に入った後にぬるい水風呂へ入るという高度な技である

これがまた気持ちイイんだよなー

ここでは10℃の水風呂から25℃の水風呂へ、しかも横並びになっていて導線ばっちり

オススメです


かるまる、地味に嬉しいポイントとしてはそこらじゅうにフレーバー付きの飲料水がスタンバイ

レモン等の柑橘系の果物が入っていておいしく水分補給できます


10F露天エリアにある水風呂もイイ!

こちらはアクリルアヴァントと名付けられ14℃と通常であればかなり冷たい水風呂なんだけど、
サンダートルネードのインパクトが強すぎてなんだか普通に見えてしまうという異常事態

同じく10Fにある薪サウナはまだ準備中だったけど、こちらの稼働が始まったらアクリルアヴァントも効果を発揮しはじめる事でしょう


池袋、レスタ、プラザに続きまたしても名店が誕生してしまった

気分に合わせて使い分けるもよし、好きな施設に通い続けるもよし、なんにせよ選択肢が増える事はとても嬉しい悩みである



ととのう率 : 90%




お待ちかね!今日のフィンランドメタル


その日のサウナに合ったフィンランド産メタル(フィニッシュ・メタル)を紹介します


本日は、、、

Impaled Rektum - Kuusamo



いよいよ明後日の12/27、フィニッシュメタル映画『ヘヴィ・トリップ』が公開されますね!!!

これは全日本国民が待ちこがれた、この冬一番期待されている映画と言っても過言ではでしょう!

アカデミー賞最有力候補とも噂されている本作!

フィンランドの田舎のメタルバンドがノルウェーの巨大フェスを目指す、涙無しでは見られない感動巨編となっているようです。

今回は公開を記念しまして、劇中バンド「Impaled Rektum」の曲をお届けしましょう。

ゴリゴリのデスメタルですね~!

デスメタルはあまり得意でない私ですが、これはなかなかカッコいいですよ。



 


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