Twitterにも少し書いたのですが、この8月って全国各地が猛暑に見舞われ、今まで頑張ってきた人達の何かが折れてしまって、「もうちょっと、ごめん」みたいな感じで立ち上がれなくなってしまったりすることが多くあったような気がします。今もそれが継続中です。

 

身近な人を見ても「え、あれだけ強かった人が弱っている」という事例がすごく多いのです。

 

今、ポキっといっちゃっている、精神的な疲労骨折が出てる人って、「人を安心させるために笑顔を作ってきた人」が多いです。 それは、強い人の笑顔ですし、頼られてきた人の笑顔です。 そういう人が今やらなければいけないのは、人を安心させるための笑顔じゃなくて、人に見せない方の表情です。

 

頑張ってきた疲れが蓄積して、疲労骨折みたいにポキッといつの間にか折れた。

 

言いたい台詞は「いや、ごめん、今はもうちょっと頑張れない」です。

 

強くて、頼られてきている人って、他人に会う前に無意識で表情を作ります。「心配させてはいけない」と思うからです。他人に心配されることを、自分の悲しみとして受け取ってしまうからです。

 

できれば、あとちょっとだけ、9月の第一週に入るまでは「人に見せない表情」を意識してみてください。

 

ひとりでいるときで良いので、「はぁ、なんか疲れちゃったな」と言って、情けない顔をする。

 

できればTwitterに書かない方が良いです。TwitterとかSNSに「疲れてしまった」って書くと、コメント欄で「大丈夫ですか?」とか「〇〇ちゃんなら大丈夫!だって頑張っている姿をおじさん見てきたから」とか、僕のようなおじさんが書き込む危険性があります。笑 というか、それをやってしまうと、「普段自分がやらない表情をやる」に集中できなくて、どうしてもアピールの成分が何%か入っちゃうからなのです。あ、別にTwitterとかにどうしても「疲れちゃった」とか書くべきじゃないと言っているわけではないんです。

 

今、疲れている人達の叫びって

 

「私、そんなに強くないよ?」

 

というものです。

 

強さが折れる時期です。

 

だから、自分の正義や「こうしなければいけない!」という理想は全然間違っていません。それを掲げていて良いです。

 

でも、ちょっとその荷物を脇に降ろす時間も持ってください。

 

情けなかったり、うまい棒を50本買って食べきれないで途方にくれるとか、そういう意味のない時間を持ってください。

 

僕自身はそういう時に「今日の料理」とか、録画していた番組をひたすら見るとかやります。

 

こんな暑さの中、疲れていない人なんていないんだから、本音を少し吐いても大丈夫だと思います。