こんにちは。しいたけ.です。『しいたけ.の12星座占い 過去から読むあなたの運勢』(KADOKAWA)出版を記念して、各星座ひとつずつ、本の中で僕が特に気にかけた一文を抜粋し、それを紹介していく企画をやりたいと思います。どうぞ本と共に、お時間がある時にでも読んで頂けたら幸いです。

 

獅子座が気をつけていきたい自分の弱点。それは、「誰かの避けない一言や、自分が状況の変化を把握できていなくて、計画の変更を急に求められた時にかなりテンションが下がる」というものです。もちろん、あなたはそれによって「じゃ、やーめた」と言って投げ出す人ではありません。ちゃんとその仕事なりミッションはやり終えてから、一人になった時にひどく傷つくのです。

 

あなたは、どこか昔ながらの仁義の世界を大切にしているところがあります。「この人の頼みなら聞いてあげたい」とか「自分が頑張ることで、他の人が救われるなら」という理由で、自分のプライベートを犠牲にするようなこともやったりします。でも、その反動で、他人に「舐めた対応をされた」とか「きちんと筋が通っていない」出来事を見せられると、深く傷つきます。その傷が深いところまでいくと「結局みんな自分のことしか考えていないわけだから、もう人を信じるのはやめて、ほどほどの距離感で生きていこう」と思ってしまったりするのです。

 

『しいたけ.の12星座占い 過去から読むあなたの運勢』p.79 あなたの現在〈2019年は?〉

 

この本を執筆中、獅子座にとってこの2018年、2019年、そして2020年へと向かっていく3年間の物語の中で、

 

「もう人を信じるのはやめて、ほどほどの距離感で生きていこう」

 

という罠にどうハマらずに生きていくかって、とても大事なことになってくると思います。

 

けっこうですね、去年からの獅子座はやっぱり「バタバタロード」には入ってしまっています。これは別に「すべてがしっちゃかめっちゃか」ってわけじゃなくて、今の獅子座って、「バタバタするだけの生活だけじゃなくて、自分なりに目標を定めて落ち着いていきたい」という気持ちを強く持っています。そして、そこに向かって頑張っていっています。

 

獅子座の人って、目標を定めたらやります。

 

ただ、どういう意味での「バタバタロード」かというと

 

「あ、その目標良いね。ついでにこれもやってもらえますか?」

 

とか、あんまり許可していないのに、他人から求められる目標が増えちゃうイメージなのです。

 

これを、止めましょう。大丈夫。アドバイスします。

 

繰り返すと、獅子座の人って誰かのためであっても、そして、自分自身のためであっても「やると決めたら100%は出す」ことはします。でも、それを「あ、やってくれたんだ。ありがとう。ついでにこれもお願いできる?」と、いわゆる“あ、今私こいつに舐められたな”と実感してしまうと、かなりテンションが下がる。

 

そして「あー、多分人間関係で私のことをわかってもらえるのって難しいのかな」とか「私ってそんなに変わっているのかな?」って、そうやって「ひとつとかふたつの“舐められた対応”とか、上手くいかなかった対応によって、“自分が変なのか?”と深く自問自答しちゃうような癖」があったりする。

 

だから、今の時期って、「あ、舐められた。ごきげんよう」で良いと思います。

 

そこに深入りしない。

 

そして、関係性は永続しなくて構わないと思って欲しいのです。今、自分に対して非礼な人がいる。でも、その人とは別に生涯の付き合いになるわけではない。だから、ここでスキルアップして、違う機会で活かそうとか。ある程度だけ「ドライな感覚」も必要にはなるけど、根本的なドライにはならないで。

 

「ほどほどの距離感」は大事だけど、それは冷めた「ほどほど」もあるし、ゆるく話せる「ほどほど」もある。どこか垣根を超えて、良い意味でいい加減な人になっていくととても良い波に乗っていきますよ。

 

あなたのこの3年間が、ひとつの大切な物語になりますように!