前口上はそろそろ省略して、今日は乙女座について書いていきますね。

 

蓄えてきた力が一気に解放されていく。これが2020年の始まりと共にあなたに起きていく出来事です。乙女座って、「海外感覚を持っている人」が多かったりします。海外感覚って、単に「海外旅行に縁がある」ことではありません。「疑問に思ったこと、そして、頼みたいことを“暗黙の了解で察知し合う”という日本文化のやり方を採用するのではなく、ハッキリと伝えたり、率直にお願いしていってしまうような、海外にいる人が得意とするコミュニケーションに縁がある人」なのです。

 

『しいたけ.の12星座占い 過去から読むあなたの運勢』(KADOKAWA) p.96 あなたの未来〈2020年以降〉より

 

人って色々な疲れを感じながら生きていく部分があると思います。

 

その疲れって、たとえば「今日は12000歩歩いたから疲れたな」というものではなくて(それはむしろ心地よい疲れに繋がることもある)

 

・これしなきゃ

・あれ終わらせなきゃ

・これを話さなきゃ

 

とか、そういう時に感じる疲れの方が何倍もあったりします。

 

そして、乙女座が疲れを感じやすい場面ってやっぱりどうしてもコミュニケーションになってくると思うのです。

 

ちょっとだけ今回乙女座に関する項目はぶっ飛んでも良いですか?

 

僕は乙女座のことを、ある意味の「危機管理部族」だと思っているのです。

 

人間って祖先の世代から、後世にかけて遺伝子を伝えていくでしょう?その中で、「今いる人類」って、色々な祖先からの「こういう能力とかセンスを持っていた方が生き残りやすい」という能力の選抜を受けてきた人たちでもあるわけです。

 

その時に、よく遺伝子の話で議論されるのが

 

・人は、恐怖心を強く感じた方が生き残りやすいのか

 

それとも

 

・人は、恐怖心をあまり感じない方が生き残りやすいのか

 

というお話があるのです。

 

多数派としての人類は、「恐怖心を強く持つ」ということで生存確率を高めてきた生き物なのかも知れなくて。だって、ライオンよりも速く走れたり、牙とかないから、武器を作ったり、火を炊いたりしたとも言えたりするわけでしょう?

 

ずいぶん話が横道にそれちゃったのですが(笑)乙女座って、恐怖の感覚を人よりももしかしたら強く持つ人達なのかも知れないって、僕が占いをやってきた範囲だと思うのです。

 

「先への不安があるから、ちゃんと先を予測する。そして、シミュレーションする。備える」

 

だから、乙女座が求めるものって、めちゃくちゃバリバリ働いても、その理由が「安心したいから」というものになってきたりもします。

 

「自分の肉体や精神が邪魔されないで、不得意なものに侵入されないで、傷つかないようにする。そのためには色々なことを予見して、強くなって、自分と自分の大事にしているものを守らなければいけない」

 

という、どこか「門番」のような役割を自然と引き受けたりする。

 

その「恐怖や不安を感知する能力」が強く働き過ぎる時、乙女座は誰も信用できなくなっていってしまう。

 

特に、日本文化って「相手のことを察知しなければいけない」って強いから、やることが多い乙女座は、そこに疲れてしまったりもしやすいのです。

 

だから、写真でも動画でも、テレビの有料サイトとかでも良いです。

 

海外の空を見て下さい。沖縄とか北海道とか、そういう空が広いところでも良いから。

 

乙女座はたまに広い空を見ながら、手足を伸ばしてみて、そうやってひなたぼっこをすることが必要なのです。備えるのではなく、時々「知らんわ。後の自分がやるわ」と言って投げだす感覚も持ってみて下さい。