こんにちは。しいたけ.です。今日も18:00からVOGUE GIRLさんのインスタのサイトで射手座、山羊座、水瓶座、魚座のインスタライブをやります。どうぞよろしくお願いします。

 

今日は天秤座ですね。

 

天秤座の、自分の人生に対する追求心って、ちょっと研究者みたいなところがあります。たとえば、あなたが人生のなかで初めて、とてもおいしいケーキを食べた。食べ終わるのがもったいないと思いながらも最後まで食べて「あー、おいしかった」と言います。その後しばらく、「私にとってのおいしいケーキ」というタイトルの研究が始まります。他には、子どもの頃に悪いことをして、大人に見つかって怒られるとします。そしたら、怒られている最中にもどこか冷静に「あ、こういうことをすると怒られるのか」と考えています。「もう二度としません」とただ動揺して謝るのではなくて、「今回の件、私のどこがいけなかったんだろう。他にどういうやり方があったんだろう」と自分のことをかなり客観的に見ている感覚があるのです。

 

自分の行動の結果や責任を、自分で背負っていきたいと考えます。世間や周囲が言う「これはOK。これはOUT」という常識や、誰かが決めた多数決の価値観に対して、何も考えもしないで受け入れていくことはまずありません。

 

自分で感じていく幸せの感触を確かめ、そして、それを大事に自分のカタログに収めていく。この「色々な経験を、自分でカタログ化していく」というのが、他の星座にはあまりない、天秤座だけに特有の行動なのです。

 

『しいたけ.の12星座占い 過去から読むあなたの運勢』(KADOKAWA)p.106-107、運勢を読み解く鍵より

 

12星座の占いをやっていて、どこか生きていく上で「みんなといる内側の世界からの外の世界。つまり、他人と交わらないで、自分だけの楽しみや可能性を追求する世界」を追求する星座ってあるのです。

 

その代表が天秤座であったりするのですが、僕が天秤座の人のすごく好きなところって

 

「自分が夢中になっていることをやっている時、とてもあどけない表情をしている」

 

ところなのです。

 

なんかほら、天秤座の人とご飯を食べに行くようなことがあって

 

※ 天秤座ってすごく面白いことに、開放期間と“今ちょっと立て込んでいて、外に出て誰かと会う気分じゃありません期間”がハッキリ分かれていて、後者の場合は誘っても出てこない。ただ、時期的にけっこう入れ替わったりする

 

それで、ご飯を食べに行くと「お好み焼き屋さんだと社交辞令の表情を崩さないけど、その天秤座が好きな小籠包(ショーロンポー)のお店だと、子どもが「わーいわーい」と言って食べるような表情を時たま見せるってあると思うのです。

 

どこか、自分が好きなこと、好きな動作、そして好きな時間というものが、かなり古い自分の記憶と結びついている。

 

この辺、牡牛座の人とも似ているかも知れないのですが、大人になるにあたって、自分が「好きだったこと。愛してきた時間、心地よいと感じてきた場所」って、全員にとってそういうものじゃない。だから、できるだけおおっぴらにはその「大好きな時間や空間」を説明しないで、自分の中の避暑地みたいな感じで、そこを大切にする。

 

天秤座が心を許してくれているかどうかを図る基準があって、それは

 

「〇〇さん、休みの日何してるんですか?」

 

とか

 

「好きなものなんですか?」

 

って聞いた時に、まだ心が開いていないとテンプレで用意しておいた答えが返ってくるか「いや、別に何もしてないっすよ」と言ったりします。

 

では、天秤座が心を開ける環境って何か。

 

それは、相手が「いや、私ずっと休みの日はフグを見てます。この前3時間も見てていつの間にかトイレに間に合わなそうになりました」とか、そういうことを言ってくれる人。そうすると、「こいつやべー。自分の世界を持っている」と思って、自分の心も開きやすくなっていく。天秤座が心を開く際のキーワードって「こいつやべー」なのです。

 

天秤座って、2018年から続く3年間で、「孤独」というキーワードもとても大切になります。

 

孤独って、「ただ寂しい」というだけの、そんなネガティブなものではないのです。

 

そうではなくて、人って

 

「孤独の時間の中で何をしているかによって、その人の真価って測れるかも知れないから」

 

なんか、僕は近所で原稿をたまに書きに行ったりする喫茶店があって、そこにたまにおじいちゃんが一人でおいしそうにチョコクロワッサンとコーヒーを飲んでたりするのです。そのおじいちゃんの周りに田園風景みたいにノンビリとした時間が流れ、風景が豊かなのです。

 

そういう、豊かな孤独も世の中にはあるんだとすごい感動しました。

 

天秤座が今年とか、そして来年とか、「どこかに孤独をちゃんと持っている人」と縁が深くなっていったりします。

 

もし良かったら、その辺のヒントを本に書きましたので、是非読んでみて下さい。