今日は水瓶座ですね。早速引用します。

 

どこか現代人っぽくないところが多く、10代の学生でも「今日はごめんなさい。家に帰って一人で演歌番組を見たいのです。やはり私は、あの時代の歌と深く共鳴するのです」などと言ったりします。人前で出さない趣味やマニアックに追いかけている世界があり、「昼間は真面目に頑張って、夜は自分の愛するファンタジーに浸る」など、そういう二つの時間を必要としています。

 

損得よりも美学を大事にし、進歩的なビジネス感覚も兼ね揃える古風な武士。水瓶座は今日も不思議な美学を追求します。

 

『しいたけ.の12星座占い 過去から読むあなたの運勢』(KADOKAWA)p.171 運勢を読み解く鍵より

 

占いの個人鑑定をしていた頃に、水瓶座の人からよく寄せられた質問って

 

「人を好きになることがよくわからない」

 

ということだったのです。まぁ、でも、この質問だけなら、いわゆる「よくある質問」とも言えるじゃないですか。

 

でも、「人を好きになることがよくわからない」と、過去の占いの相談で言ってきた水瓶座ってガッツリと彼女なり彼氏なりがいて、傍目から見たらけっこうラブラブなのです。世話面倒もよく見てあげたりしている。だから多分、外から見た時に「いや、好きじゃん」と一斉につっこまれるようなところもあったりします。

 

なのに、ひとりの時間になった時に

 

「私は本当にこの人が好きなのか。果たして、この人に対して一生私のすべてを賭けて尽くせるのだろうか?」

 

というような、そういう「中世の修行僧」みたいな感覚を持っているんです。「何に私の命を尽くすべきなのか」って。

 

水瓶座がする

 

「人を好きになることがよくわからない」

 

の意味って何なのでしょうか。ちょっと説明していきますね。

 

水瓶座って、世界観とか様式美とか、作品とか、音楽とか、後は好きな仕草とか風景とか、そういう「人以外のもの」に対しての好き嫌いって、かなり激しく持っています。

 

水瓶座の人の好きな世界について、それはたとえばある水瓶座が「私の好きなテーマパークの好きなキャラの魅力について」の話をしたら、もう歴史から背景から、他のキャラにはない魅力から、今後の展望まで、全部一通り演説することができるぐらいのパワーがあります。そして、「自分の嫌いな世界観」とかそういうのもかなりハッキリしている。

 

でも、水瓶座って「人」に対してはすごい弱くなっちゃうことがあるのです。

 

あれだけ色々な世界観については「好き」とか「嫌い」とか言っていた人が、すごく誠実じゃない人と付き合っていることがたとえばあったとして「いや、彼のどこが好きなの?」と言われても「いや、良いところもあんのよ」と言って、くいって焼酎とか飲んでごまかすこともある。

 

だから、すごく極端な僕の感想を言って良いですか。

 

数多くの水瓶座の人と占いで会ってきて、水瓶座の人って

 

「自分の評価の低さを、芸として磨いている」

 

んじゃないかって。

 

自己評価の低さって、僕はそこまで「単体としてそこまでネガティブなものじゃない」とは思っていて、どんなに成果を上げても「いやいや、私なんて」と謙遜して、さらなる向上を忘れないという面に繋げることもできるのです。

 

でも、ある意味で水瓶座って自分の好きな世界観とか、「自分が誇りをかけて作り上げてきた仕事の世界」に関しては、他人に土足で踏みにじられたら「ちょっと待てよコラ」とか言って容赦しないところがある。だから、全体としての自己評価はそこまで低くないのです。でも、恋愛をはじめとした対人関係において、水瓶座ってとことん自分の評価をどうしたら良いのかわからなくなってしまうことってある。

 

縁会って出会ってしまった人や、一度好きになってしまった人に対しては「自分がずっと我慢をすることで、修行をして乗り越えることによって全てを結局は許そうとしてしまう」みたいな、なんかそんな聖女とか聖人みたいな振る舞いをすることがあります。

 

あー、もっと色々書きたいのだけど、行数がいってしまったのでまた何かの機会に!

 

もし良かったらこんな水瓶座の色々な部分を読んでみて下さいね。