もうお手に取ってご覧頂けたでしょうか。

 

anan『しいたけ.カラー心理学2020』

 

 

が本日発売となりました。今回もかなり自分が持っているものの全てをつぎ込んでananの皆様と一緒に作ることが出来ました。

 

今回、読んで欲しいところがたくさんあるのですが、このブログでは「どういう想いでカラー心理学を書いているのか」についてどうしても書きたいのです。

 

僕は自分の著作の全てに対してある願いを込めて書いているのですが、それは

 

・ひとりで部屋でも読める

・みんなで騒ぎながらも読める

 

というものなのです。特に、カラー心理学は「いや、絶対これあんたじゃん!」とみんなで騒ぎながらも読めるような、そういうコミュニケーションツールにしてもらえたら嬉しいのです。

 

後、この作品ですごく贈りたいものがあって、それは

 

「誰かや自分が持つ、面倒臭さの魅力」

 

です。

 

テスト1にもあるのですが、友達から愚痴を聞いた時に、全18色のカラーでは反応と答え方が違うのです。

 

その中で自分は何と答えるか。リフレッシュしたい時にどこに行きたいのか。

 

そうやって、自分ひとりでも、そして、誰かと一緒でも「自分だったらどう答えるか」とか「あなただったらどう答えるか」を話し合って欲しいのです。

 

その上で、その人が該当するであろうカラーを見てもらって、是非「うわ、面倒くせー」と言って欲しいのです(笑)

 

今の世の中において、「表面的に誰かを不快にしないこと、好かれること」がすごく大事にされ過ぎているような気がするのです。

 

でも、もう一歩前に進んでみて、「この人の面倒臭さ、ちょっとわかる気がする」とか、「このカラーの人はこういうシーンで自分がないがしろにされている気がするのね」とか、その面倒臭さをそれぞれに愛してもらえるツールのひとつになったら、すごく嬉しいのです。

 

「うわ、本当に?このカラーのこういうところ共感するの?すごい面倒くさいねあなた」

 

と、それぞれの人同士で面白がられたら。

 

ちなみに僕はカラーの中で黒系統が強いので「他人から勧められた映画を絶対に見たくなくなる」という極度に面倒くさい性格を持っています。

 

この『カラー心理学2020』を見てもらって、自分の隣にいる人の「面倒臭さ」を、僕自身ももっと知っていきたいです。

 

今回も色々な方に協力して頂いてこの作品が出来ました。

 

anan編集部の皆様、宇垣美里さん、三浦春馬さん、本当にお忙しい中一緒に作品を作って頂きありがとうございました!Perfumeの皆さんも連載でカラー心理学について言及して頂いてありがとうございました!吉田ユニさんも同じananに載ることができてとても嬉しいです。

 

それでは、読んで楽しんで頂けましたら!ありがとうございます。

 

しいたけ.